いずれは、公式OSもアプリによる個人情報アクセスはできなくなると思える理由 - CyanogenMod10.2 で「PrivacyGuard(プライバシー・ガード)」機能追加

「個人情報」てのが、明快にどのテキスト情報を表すのか、
っていう議論はありますが。

Android OS 4.3 をベースとしたカスタムROM「CyanogenMod10.2」が
最近、公開されました。

公式OSとは違う機能があれこれ実装されていますが、
評判の良い機能は本家Android公式OSに
いづれは実装されることが多いです。

で、新機能として
「プライバシー・ガード」
という機能が登場しています。

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どんな機能かというと、

コンタクトリストや、
通話履歴へのアクセスを
アプリごとに許可するかしないかを設定できます。

たとえば、Facebookアプリが通話履歴や
連絡先電話帳などを読み取ってるのを遮断するとか。

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元々は、「Incognito(匿名・お忍び)」モードと名付けられるように
開発は進められていたようなのですが、「プライバシー・ガード」という
日本人にもわかりやすい言葉となっており、一般ユーザにもセキュリティ設定として
周知がされやすいと思われます。

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これまでは、悪意をもつ脆弱性狙いの不良アプリに対して
「公開元があやしいアプリ(apk)はインストールしない」
でしか、防ぐ方法が見当たらなかったAndroid端末ですが、
アプリからの端末内個人情報データのアクセスを制御設定可能となった部分は、
間違いなくセキュリテイ向上だし、
「自由な設定可能なAndroid」という意味合いも含め
より進歩した、していくのだろうと思われます。

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