iPhone・Android・PC 間でデータを共有するなら、Google Keep が便利

 

🧑🏻‍💻 iPhone・Android・PC でデータを送りたい

スマートフォンとPCの間で、ちょっとしたデータを送りたいことがあります。

例えば、


iPhone → Android
Android → iPhone
iPhone → Windows PC
Android → Mac
PC → iPhone
PC → Android

といったケースです。

同じOSなら、AirDropやQuick Share など便利な方法があります。

しかし、iPhone・Android・Windows・Mac が混在すると、少し面倒です。

そこで便利なのが、Google Keep です。

 

🧑🏻‍💻 Google KeepならOSを気にしなくていい

Google Keep は、Android だけのアプリではありません。

スマートフォンだけでなく、PCのブラウザからも利用できます。


          Google Keep
               │
   ┌───────────┼───────────┐
   │           │           │
Android      iPhone      PC / Mac
   │           │           │
   └───────────┼───────────┘
               │
         Google Account

つまり、Google Keepを共有場所にすることで、OSの違いをあまり意識せずに済みます。

 

🧑🏻‍💻 Googleアカウントがあればいい

Google Keep の大きなメリットは、Google アカウントを使えることです。

例えば PC で調べた URL をスマートフォンに送りたいとします。


PC
 │
 │ URLをKeepに保存
 ▼
Google Keep
 │
 │ 同期
 ▼
iPhone / Android

スマートフォン側でGoogle Keepを開けば、そのURLを確認できます。

逆に、


iPhone
   │
   │ テキストを保存
   ▼
Google Keep
   │
   │ 同期
   ▼
Windows PC

のように、スマートフォンからPCへ送ることもできます。

 

🧑🏻‍💻 「自分の端末間」で使うのが簡単

実は、Google Keep の便利さは自分の複数端末をつなぐ用途で特に分かりやすいです。

例えば、


       ┌──── iPhone
       │
       ├──── Android
Google ┤
Keep   ├──── Mac
       │
       └──── Windows PC

すべて同じ Google アカウントでログインしておけば、Keep のメモを各端末から確認できます。

「自分の iPhone から自分の Mac へ URL を送りたい」といった用途なら、かなり手軽です。

 

🧑🏻‍💻 他の人とも共有できる

Google Keep は、自分の端末間だけでなく他の人との共有にも使えます。

共有相手の Google アカウントを指定すれば、同じメモを共同編集できます。


      Google Keep
      /         \
     /           \
自分の Google    相手の Google
  Account         Account
     │               │
  Android          iPhone
     │               │
    PC              PC

そのため、

・ 自分の Android → 家族の iPhone
・ 自分の Mac → 同僚の Windows
・ 自分の iPhone → 自分の PC

のような使い方もできます。

 

🧑🏻‍💻 「Google アカウントは今どき持っている」がポイント

iPhone ユーザーでも Google アカウントを持っている人は珍しくありません。

Android ユーザーなら、Google アカウントを利用しているケースはさらに多いでしょう。

PC でもブラウザから Google Keep を利用できます。

そのため、特別なアプリや専用の転送ケーブルを用意しなくても、OSの違いを超えて情報を共有できます。

 

🧑🏻‍💻 まとめ

iPhone・Android・Windows・Mac が混在する環境では、データ共有の方法に悩みがちです。

Google Keepなら、

・ Android
・ iPhone / iPad
・ Windows
・ Mac
・ Chromebook

などから同じデータにアクセスできます。

特に、

・ URL
・ テキスト
・ メモ
・ チェックリスト
・ 小さな画像

のようなちょっとしたデータを別の端末へ渡す用途に向いています。

「iPhone か Android か」ではなく、「Google Keep を共有場所にする」と考えると、端末間のデータ共有がかなりシンプルになります。


Google推奨 MVVM と MVI の違い

Android の UI アーキテクチャでは、MVVM と MVI のどちらを選ぶべきかという議論がよくあります。

ただし、現在の Google の公式ガイドを見ると、重要なのは「MVVM か MVI か」という名前ではありません。

Google が推奨している中心的な考え方は、UDF(Unidirectional Data Flow), UI State・State Holder, ViewModel です。

その上で、MVI はより厳密に「すべての入力を Action として集約し、Reducer で State を生成する」方向へ進めたアーキテクチャとして考えることができます。

 

🧑🏻‍💻 1. Input Processing — Event の処理

MVVM: ViewModel のメソッドを直接呼び出す

UI から発生したイベントごとに、対応する ViewModel のメソッドを呼び出します。


Button(
    onClick = { viewModel.onSubmitClicked() }
)


fun onSubmitClicked() {
    viewModelScope.launch {
        ...
    }
}

このスタイルでは、UI イベントと ViewModel の API が直接対応します。

Google の Compose アーキテクチャガイドでも、UI イベントを ViewModel の onSignIn() のようなメソッドで処理する例が示されています。

MVI: Single Entry Point

MVI では、UI からの入力を Intent や Action に変換し、1つの入口に集約することがあります。


Button(
    onClick = { viewModel.onIntent(UserIntent.Submit) }
)


sealed interface UserIntent {
    data object Submit : UserIntent
    data object Refresh : UserIntent
}

fun onIntent(intent: UserIntent) {
    ...
}

これにより、UI → ViewModel の入力経路を1本化できます。

すべての入力を同じ形式で扱えるため、ログやテスト、イベント追跡を統一しやすくなります。

 

🧑🏻‍💻 2. State Reduction — State の更新

MVVM: ViewModel の処理から State を更新する

MVVM では、ViewModel の各メソッドが非同期処理を行い、その結果を UiState に反映する構成が一般的です。


fun loadData() {
    viewModelScope.launch {
        val result = repository.getData()

        _uiState.update {
            it.copy(data = result)
        }
    }
}

この場合、State を変更する場所は ViewModel 内の複数のメソッドに分散する可能性があります。

その代わり、コードが比較的シンプルで、処理の流れを直接追いやすいというメリットがあります。

MVI: Reducer で State を計算する

MVI では、現在の State と Action から次の State を計算する reduce を中心に据えることができます。


fun reduce(
    oldState: UiState,
    action: Action
): UiState =
    when (action) {
        is Action.DataLoaded ->
            oldState.copy(data = action.data)

        is Action.Loading ->
            oldState.copy(isLoading = true)
    }

ここで重要なのは、


Current State + Action
          ↓
       Reducer
          ↓
      Next State

という形にすることです。

Reducer を純粋関数として設計すれば、同じ State と Action から常に同じ State を生成するという性質を持たせられます。

そのため、State 遷移のテストやログの再現が容易になります。

 

🧑🏻‍💻 3. Output Processing — UI 更新と Side Effect

MVVM: State を中心に UI を更新する

Google の現在の Android アーキテクチャガイドは、ViewModel が UI State を生成し、UI がそれを購読する UDF を推奨しています。


val uiState: StateFlow<UiState> =
    _uiState.asStateFlow()

val state by viewModel.uiState
    .collectAsStateWithLifecycle()

例えば Snackbar を UI State に含める実装では、UI が State の変化を監視して表示できます。


LaunchedEffect(state.userMessage) {
    state.userMessage?.let {
        snackbarHostState.showSnackbar(it)
        viewModel.onMessageShown()
    }
}

この方式では、


ViewModel
    ↓
 UiState
    ↓
   UI

という一本の State Flow に寄せることができます。

なお、「一度だけ実行したいイベントを State に入れるべきか」については、現在の Google のガイドラインでは以前より明確に State 中心へ寄っています。

Google は ViewModel から UI へ直接イベントを送るのではなく、イベントの結果を UI State に反映することを推奨しています。

MVI: State と Effect を分離する

一方、MVI では永続的な UI State と、一度だけ実行したい Side Effect を分離する設計も一般的です。


private val _effect = Channel<UiEffect>()

val effect = _effect.receiveAsFlow()

val state by viewModel.state
    .collectAsStateWithLifecycle()

UI 側では、


LaunchedEffect(Unit) {
    viewModel.effect.collect { effect ->
        when (effect) {
            is UiEffect.ShowSnackbar ->
                snackbarHostState.showSnackbar(
                    effect.message
                )
        }
    }
}

のように State と Effect を別々に処理します。


      ┌───────────┐
      │ ViewModel │
      └─────┬─────┘
            │
   ┌────────┴────────┐
   ↓                 ↓
UiState           UiEffect
   ↓                 ↓
  UI            Side Effect

この設計のメリットは、「画面を表現する State」と「UI に一度だけ何かをさせる Effect」の責務を明確に分離できることです。

一方で、Channel や SharedFlow、Effect の lifecycle や delivery guarantee まで設計する必要があり、複雑さも増えます。

 

🧑🏻‍💻 4. MVVM と MVI の違いを整理する

 

🧑🏻‍💻 5. 「MVVM vs MVI」ではなく「どこまで厳密にするか」

ここで重要なのは、MVVM と MVI は完全に対立するものではないということです。


              UDF
               │
     ┌─────────┴─────────┐
     ↓                   ↓
   MVVM                  MVI
     │                   │
ViewModel          Intent / Action
     │                   │
UI State             Reducer
     │                   │
     └─────────┬─────────┘
               ↓
              UI

Google の公式ガイドが推奨しているのは、MVI という名前ではなく、UDF によって UI State を一方向に流し、ViewModel などの State Holder がユーザーイベントを処理する構造です。

そのため、ViewModel に複数のイベントハンドラを持たせること自体が「悪い MVVM」なのではありません。

むしろ Google の公式サンプルでも、onSignIn() のようなイベントハンドラを ViewModel に公開する形が使われています。

MVI はそこからさらに一歩進めて、

UI Event


   ↓
Intent / Action
   ↓
Reducer
   ↓
UiState
   ↓
UI

という形に統一することで、状態遷移そのものをアーキテクチャの中心に置く考え方だと言えます。

 

🧑🏻‍💻 6. どちらを選ぶべきか

シンプルな画面

- MVVM + UDF が適しています。
- ViewModel のメソッドを直接呼び出すだけで十分です。

状態遷移が複雑な画面

- MVI の考え方が有効です。
- Action と Reducer を明確に分離することで、状態遷移を追いやすくできます。

大規模チーム

- MVI のような厳密なルールが、チーム内の実装パターンを統一する助けになる場合があります。
- ただし、Reducer や Intent、Effect を増やすこと自体が目的になってはいけません。

重要なのはアーキテクチャの名前ではありません。

- State をどこに置くのか。
- 誰が State を変更するのか。
- Event をどこで処理するのか。
- UI に何を State として公開するのか。
- UI Effect をどのように扱うのか。

これらを明確にすることが、MVVM と MVI を選択する本質です。

 

🧑🏻‍💻 まとめ

MVVM は、少ないコードで UDF を実現しやすい実用的な選択肢です。

MVI は、Intent → Action → Reducer → State という流れを厳密に定義することで、State 遷移の予測可能性を高めます。

Google の現在の公式 Android ガイドは、MVI を推奨しているわけではなく、UDF + UI State + State Holder + ViewModel を中心に説明しています。

したがって、現代の Android では、


MVVM
  ↓
UDF + State
  ↓
必要なら MVI 的な Reducer / Action を導入

という考え方のほうが、「MVVM か MVI か」という二択よりも実際の設計に近いと言えるでしょう。


UI だけで完結する処理は、Compose の拡張関数へ

すべての UI 副作用を ViewModel Event に変換する必要はない

Composeでは、すべてのUI操作を


UI
 ↓
ViewModel
 ↓
Event
 ↓
UI
 ↓
Effect

という経路に乗せる必要はありません。

UI だけで意味が完結する処理は、Compose 側に残して、必要なら拡張関数として共通化する方が自然です。

例えば以下です。


├── Navigation
├── Snackbar
├── Toast
├── Scroll
├── Focus
├── Keyboard
├── Clipboard
├── Haptic feedback
├── Share
├── Open URL
├── Permission launcher
└── File picker

これらは「副作用」ではありますが、副作用だから ViewModel Event にする必要があるわけではありません。

 

🤔 ViewModel Event にすることの問題

Navigation 3を例にします。


sealed interface UiEvent {
    data class NavigateToDetail(
        val id: String
    ) : UiEvent
}


fun onItemClick(id: String) {
    viewModelScope.launch {
        _events.emit(
            UiEvent.NavigateToDetail(id)
        )
    }
}

UI 側では Event を受け取ります。


LaunchedEffect(Unit) {
    viewModel.events.collect { event ->
        when (event) {
            is UiEvent.NavigateToDetail -> {
                backStack.add(
                    Detail(event.id)
                )
            }
        }
    }
}

このパターン自体が間違いというわけではありません。
しかし、ここで一つ質問できます。

Detail へ移動するために、ビジネスロジックは必要でしょうか?

もし必要ないなら、UI 操作を ViewModel に渡して、再び UI に戻しています。

 

🤔 Navigation 3 は UI で完結できる

Navigation 3 では、BackStack が明示的に存在します。


Button(
    onClick = {
        backStack.add(
            Detail(id)
        )
    }
) {
    Text("Open")
}

拡張関数にすると、より読みやすくできます。


fun NavBackStack<NavKey>.navigateTo(
    destination: NavKey
) {
    add(destination)
}

UIはこうなります。


Button(
    onClick = {
        backStack.navigateTo(
            Detail(id)
        )
    }
) {
    Text("Open")
}

ここには、


UiEvent
Channel
SharedFlow
LaunchedEffect

が必要ありません。

UI → Navigation 3 で完結します。

 

🤔 Snackbar の場合

従来なら、


ViewModel
 ↓
ShowSnackbar Event
 ↓
UI
 ↓
showSnackbar()

とします。

これを、UI側の処理を拡張関数にできます。


suspend fun String.showSnackbar(
    hostState: SnackbarHostState
) {
    hostState.showSnackbar(this)
}


LaunchedEffect(uiState.message) {
    uiState.message?.showSnackbar(
        snackbarHostState
    )
}

この UI に対して ViewModel は「大事な状態」を持っています。


data class UiState(
    val message: String? = null
)

 

🤔 重要なのは「UI の責務」と「ビジネスロジック」の境界

例えば、次の2つは明確に違います。

これはUI側に置けます。


backStack.navigateTo(
    Detail(id)
)

これは ViewModel / UseCase側です。


viewModel.save()

 

🤔 まとめ

- UIだけで完結する処理は、UIに置く。
- 繰り返し使うUI操作は、Compose の拡張関数として共通化する。

 

🤔 参考


2026年8月31日 API レベル36+ の件

もう疲れました。

Google PlayアプリのターゲットAPIレベル要件
2026年8月31日から開始:

・ Google Playに提出される新規アプリおよびアプリのアップデートは、Android 16(APIレベル36)以降をターゲットにする必要があります。ただし、Wear OSおよびAndroid Automotive OSアプリはAndroid 15(APIレベル35)以降をターゲットに、Android TVおよびAndroid XRアプリはAndroid 14(APIレベル34)以降をターゲットにする必要があります。

・既存のアプリは、アプリのターゲットAPIレベルよりも高いAndroid OSを実行しているデバイスで新規ユーザーが引き続き利用できるようにするには、Android 15(APIレベル35)以上をターゲットにする必要があります。Android 14(APIレベル34)以下をターゲットとするアプリ(Wear OSおよびAndroid TV向けのAndroid 13(APIレベル33)以下、Android XR向け、Android Automotive OS向けのAndroid 12(APIレベル31)以下を含む)は、アプリのターゲットAPIレベルと同じかそれ以下のAndroid OSを実行しているデバイスでのみ利用可能です。

アプリのアップデートにさらに時間が必要な場合は、2026年11月1日まで延長を申請できます 。アプリの延長申請フォームは、今年後半にPlay Consoleからアクセスできるようになります。

👉 Target API level requirements for Google Play apps - Play Console Help

実質のユーザ利用の端末OSレベルが API 36+ で 22.3% ということなのですが。

アプリ開発側だけが辛い感じで。

みなさんは、どう思ってますか。


OkHttp・Retrofit等の主要ライブラリ、コントリビューションへのLLM使用を禁止方針に

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本日より、Lysineプロジェクト(OkHttp、Okio、Retrofit、SQL Delightファミリー)では、コードの作成、およびPR(プルリクエスト)/ Issueの記述やコメントにおいてLLM(大規模言語モデル/生成AI)の使用を禁止するコントリビューションポリシーを導入します。

ただし、利用を明示することを条件に、翻訳補助としての使用は例外として認められます。

リサーチ、分析、あるいは実験の目的でローカル環境でLLMを使用されることについて、私たちがそれを止めることはできません。しかし、プロジェクトへ貢献する際にはあなた自身がコードを書き、やり取りの相手もあなた自身であることを要求します。

 

🤔 まとめ

対象プロジェクト:
OkHttp、Okio、Retrofit、SQL Delightシリーズなど(Lysine配下のプロジェクト)

禁止事項:
提出コードの作成、PR/Issueの本文やコメントにおけるLLM(生成AI)の使用

許可される例外:
翻訳補助としての利用(ただし使用した旨の明記が必要)

個人での利用:
手元での調査・分析・実験的なコード試作におけるLLM使用は制約外

コアメッセージ:
コントリビューションにおいては「AIではなく開発者本人が直接書くこと」および「人間同士で対話すること」を重視する方針

そもそも、LLMで勘違いしてるやつ、多いですよね?