【Mac】プレビューで画像をコピペして保存すると白黒(グレー)になる件 🎨

便利な macOS プレビューアプリですが、

絵を描いて保存した瞬間になぜか白黒になるものがある。

このように丸を描いて保存すると、

こうなってしまいます。

上に画像をコピペで貼り付けした場合もグレーになってしまいます。

エクスポートしても同じ。

画像の形式の話だろうけど、どうしたらいいのか。

👉 プレビューからコピーした画像が白黒にな… - Apple コミュニティ hatena-bookmark

👉 saving Preview annotations color - Apple Community hatena-bookmark

 

🎨 画像形式を確認する

元画像は w.png。

プレビューの [ツール] - [インスペクター] で。

「Gray」と表示されてるのが気になります。

コマンドラインでも見てみます。


❯ file w.png
w.png: PNG image data, 300 x 300, 1-bit grayscale, non-interlaced

❯ identify w.png
w.png PNG 300x300 300x300+0+0 8-bit Grayscale Gray 2c 346B 0.000u 0:00.024

❯ pngcheck w.png
OK: w.png (300x300, 1-bit grayscale, non-interlaced, 97.0%).

「grayscale (グレースケール)」とどれも表示されています。

👉 pngcheck - verifies the integrity of PNG, JNG and MNG files

 

🎨 ImageMagick でPNG形式を変換する

以下で変換できるようです。

You need to supply PNG24, PNG8 or PNG32 prefix if planning to use this canvas to layer colour images over. Without it, it creates a Grey colour space. I used 32, as I need "varying degrees of transparency for each pixel"

このキャンバスを使用してカラー画像を重ねる場合は、PNG24、PNG8、または PNG32 プレフィックスを指定する必要があります。これがないとグレーの色空間が作成されます。 私の場合は、各ピクセルの透明度を変える必要があるので 32 を使用しました。


convert w.png png32:w.png

👉 Create blank image in Imagemagick - Stack Overflow hatena-bookmark

上記コマンドを実行して変換後、確認してみます。


❯ file w.png
w.png: PNG image data, 300 x 300, 8-bit/color RGBA, non-interlaced

❯ identify w.png
w.png PNG 300x300 300x300+0+0 8-bit sRGB 1294B 0.000u 0:00.000

❯ pngcheck w.png
OK: w.png (300x300, 32-bit RGB+alpha, non-interlaced, 99.6%).

「graayscale」という文字は消えています。

再度、赤い丸を描いて保存するといけました!

 

🎨 まとめ

最初に開くファイルの形式が保存時に影響する。

ちなみに、ImageMagick が対応してるのは以下。


❯ identify -list format | grep PNG
      JNG* PNG       rw-   JPEG Network Graphics
      MNG* PNG       rw+   Multiple-image Network Graphics (libpng 1.6.39)
      PNG* PNG       rw-   Portable Network Graphics (libpng 1.6.39)
             See http://www.libpng.org/ for details about the PNG format.
    PNG00* PNG       rw-   PNG inheriting bit-depth, color-type from original, if possible
    PNG24* PNG       rw-   opaque or binary transparent 24-bit RGB
    PNG32* PNG       rw-   opaque or transparent 32-bit RGBA
    PNG48* PNG       rw-   opaque or binary transparent 48-bit RGB
    PNG64* PNG       rw-   opaque or transparent 64-bit RGBA
     PNG8* PNG       rw-   8-bit indexed with optional binary transparency

しかし、プレビューアプリだけで完結できないものか。

以下の記事がわかりやすく解説されていました。

👉 ImageMagick で PNG の形式を変換 - awm-Tech hatena-bookmark



【Mac】OS標準 プレビュー アプリで画像を新規作成する方法 🎨

いいアプリ見つけた。

Mac標準ソフト「プレビュー」には、図形や線、テキストなどを挿入できるマークアップ機能が搭載されています。しかし、同機能は既存の画像のみに適用できるほか、同ソフトでは新規ファイルも作成できません。それでも簡単な図を作成するために別のペイントツールをダウンロードしたくないという人には、このソフトがオススメです。コンテクストメニューから起動して新規画像のサイズや色を指定すると、画像を作成して自動的に「プレビュー」を開き、マークアップ機能を使えるようになります。

👉 「プレビュー」用の新規ファイル作成|MacFan hatena-bookmark

と思ったら、なぜか動かないので。

 

🎨 ImageMagick で

定番コマンドラインツールをインストールしておきます。


brew install imagemagick


👉 ImageMagick – Convert, Edit, or Compose Digital Images hatena-bookmark

以下のようなコマンドを使います。


convert -size 200x200 xc:white canvas.png

👉 macos - Create PNG/JPG file with commandline on Mac - Stack Overflow hatena-bookmark

これで真っ白な画像ファイルが生成できます。

 

🎨 ショートカットで開く

画像サイズを選択するようにして、先ほどのコマンドをショートカットに仕込みます。


cd ~/Desktop
convert -size {Chosen Item} xc:white {Chosen Item}.png
open -a Preview {Chosen Item}.png

これで、[サイズ選択] → [画像作成] → [プレビューを開く] の流れが実行できます。

サイズや作成先ディレクトリや拡張子はお好みで。

あと、日本語でOS設定している人は open -a するアプリ名が「プレビュー」なのかも。

 

🎨 保存すると白黒になってしまう

ショートカット内コマンドで作成する白キャンバス画像の形式が影響してカラーのまま保存できない。

PNG32:というように作成するファイル名の前にプレフィックスをつけるといい。

ショートカット内コマンドで作成する白キャンバス画像の形式が影響してカラーのまま保存できない。

これでカラーのまま保存できるようになります。

👉 【Mac】プレビューで画像をコピペして保存すると白黒(グレー)になる件 🎨 hatena-bookmark

 

🎨 まとめ

なぜ、Preview は新規キャンバス作成ができないのか。

「プレビュー」ではなくなるからかな。


【Mac】マウスクリックだけでターミナルを開いて好きなコマンドを実行するショートカット

あらかじめ登録しておいたよく使うコマンド群を選択クリックして実行します。

キーボードなしで使えます。

 

💻 AppleScript


Mac 上のターミナルアプリ「iTerm」を起動して、

  ↓

キーボードから文字を入力して実行する。

という操作をスクリプトで実装しています。


on run argv
  set cmd to (item 1 of argv)
  tell application "iTerm"
    create window with default profile
    delay 2
    tell current session of current window
      write text cmd
    end tell
  end tell
end run

どのアプリでも起動したあと、どんな文字でも入力できるので、使い回しができるスクリプトだと思います。

 

💻 ショートカット

上のスクリプトをショートカット内に入れます。

よく使う「引数などのついた」コマンドたちはリスト化して選択できるようにしておきます。

【Mac】マウスクリックだけでターミナルを開いて好きなコマンドを実行するショートカット

Apple ショートカットは簡単なダイアログや選択リストがあらかじめ用意されているので便利ですね。

 

💻 まとめ

しかし、AppleScript ってドキュメントが少ないです。

tell - end tell は入れ子で書いた方が分かりやすいです。



GitHub Emoji Unicode Full Emoji List - shortcode | code point | escape-sequence

絵文字の「ショートコード」は各プラットフォームごとに異なるので困ったものです。

GitHub でショートコードが用意されている絵文字は、最新の Unicode 絵文字バージョンではないようですが、Facebook、Twitter など大手プラットフォームで直接を生貼りでも問題なく使えるような雰囲気です。

👉 Emojis - GitHub Docs




「GitHub ショートコード」と「Unicode コードポイント」、「Unicode エスケープシーケンス」をスクリプトで一覧にして書き出しておきます。

一番左の「emoji」カラムは絵文字クリックから Emojipedia に飛べます。




👉 Python vs Kotlin Unicode Escape Sequence (エスケープシーケンス) の記述 hatena-bookmark


絵文字が意図しない白黒で表示される ➡️ - Unicode Variation Selector

一部の絵文字が白黒の記号と表示される場合があります。

カラーの絵文字と思いきや白黒。


Text("\u2B06\u27A1\u2B07\u2B05\u2195")

直接コードに絵文字埋め込むと意図通りに表示される。


// ブラウザ上でもうまく表示されないものがある。
Text("⬆️➡️⬇️⬅️↕️")

コードはわかりやすく Android Jetpack Compose にしています。

IDEのエディター上からコード内に直接絵文字を書くことができる感じもありますが、編集時にイラッとすること多いので直接書きたくありません。

これは、デバイスやOSやアプリが使用しているフォントだけに依るものなのでしょうか。

私の端末では、白黒とカラー両方の矢印を見たような気がする。

 

➡️ 調べてみる

この記事。

👉 Emoji displayed as monochrome symbol? 🤔 The Unicode variation selector hatena-bookmark

まとめると以下。

一部の記号は、意図しない白黒、またはカラー絵文字として表示される。

Unicode Variation Selector を使うとある程度制御できる。

Unicode Variation Selector を使用しない場合はシステム次第。

絵文字ピッカーには Unicode Variation Selector が含まれないものもある。

Mac の絵文字ピッカーや Emojipedia は Unicode Variation Selector が含まれています。

Unicode Variation Selector には  U+FE0E (VS15)と U+FE0F(VS16) が定義されている。

VS15 を追加すると白黒テキスト、VS16 はカラー絵文字が表示されます。

ここに挙げられている、Macの絵文字ピッカー (Control + Command + Space) でみると以下。右クリックで文字情報見れます。


⬆️
up arrow
Unicode: U+2B06 U+FE0F, UTF-8: E2 AC 86 EF B8 8F

⬇️
down arrow
Unicode: U+2B07 U+FE0F, UTF-8: E2 AC 87 EF B8 8F

➡️
right arrow
Unicode: U+27A1 U+FE0F, UTF-8: E2 9E A1 EF B8 8F

⬅️
left arrow
Unicode: U+2B05 U+FE0F, UTF-8: E2 AC 85 EF B8 8F

↕️
up-down arrow
Unicode: U+2195 U+FE0F, UTF-8: E2 86 95 EF B8 8F


⬆︎
UPWARDS BLACK ARROW
Unicode: U+2B06 U+FE0E, UTF-8: E2 AC 86 EF B8 8E

⬇︎
DOWNWARDS BLACK ARROW
Unicode: U+2B07 U+FE0E, UTF-8: E2 AC 87 EF B8 8E

➡︎
BLACK RIGHTWARDS ARROW
Unicode: U+27A1 U+FE0E, UTF-8: E2 9E A1 EF B8 8E

⬅︎
LEFTWARDS BLACK ARROW
Unicode: U+2B05 U+FE0E, UTF-8: E2 AC 85 EF B8 8E

⬍
UP DOWN BLACK ARROW
Unicode: U+2B0D, UTF-8: E2 AC 8D

同様に、以下からコピーした絵文字も Variation Selector きちんと入ってます。

👉 📙 Emojipedia — 😃 Home of Emoji Meanings 💁👌🎍😍 hatena-bookmark

入ってないツールや絵文字サイトもありますので注意です。

 

➡️ 試してみる

String がどうなってるか拡張関数を作っておきます。



これを使って詳細見てみます。


"⬆➡⬇⬅↕".printUnicodeEscapeSequences()

"⬆︎➡︎⬇︎⬅︎↕︎".printUnicodeEscapeSequences()

"⬆️➡️⬇️⬅️↕️".printUnicodeEscapeSequences()

"⬆️".printUnicodeEscapeSequences()

"➡️".printUnicodeEscapeSequences()

"⬇️".printUnicodeEscapeSequences()

"⬅️".printUnicodeEscapeSequences()

"↕️".printUnicodeEscapeSequences()

結果。


⬆➡⬇⬅↕
\u2B06\u27A1\u2B07\u2B05\u2195

⬆︎➡︎⬇︎⬅︎↕︎
\u2B06\uFE0E\u27A1\uFE0E\u2B07\uFE0E\u2B05\uFE0E\u2195\uFE0E

⬆️➡️⬇️⬅️↕️
\u2B06\uFE0F\u27A1\uFE0F\u2B07\uFE0F\u2B05\uFE0F\u2195\uFE0F

⬆️
\u2B06\uFE0F

➡️
\u27A1\uFE0F

⬇️
\u2B07\uFE0F

⬅️
\u2B05\uFE0F

↕️
\u2195\uFE0F

 

➡️ まとめ

異体字セレクタ (いたいじセレクタ、英: Variation Selectors) は、Unicode および ISO/IEC 10646 (UCS) における、文字の字体をより詳細に指定するためのセレクタ (選択子) である。

👉 異体字セレクタ - Wikipedia hatena-bookmark

矢印の場合カラー絵文字をある程度強制したい場合の Kotlin 文字列 Unicode 記述は、

Unicode Variation Selector\uFE0F (VS16) を文字シンボルの後につける。」


⬆️➡️⬇️⬅️↕️
\u2B06\uFE0F\u27A1\uFE0F\u2B07\uFE0F\u2B05\uFE0F\u2195\uFE0F

Jetpack Compose で書くと以下。


Text("\u2B06\uFE0F\u27A1\uFE0F\u2B07\uFE0F\u2B05\uFE0F\u2195\uFE0F")

逆に、白黒にしたい場合は、\uFE0E (VS15) をつければよい。

別に、layout.xml だろうが strings.xml だろうが同じ。

あと、ちなみに、いつも話題に上がる国旗とか。


🇯🇵
\uD83C\uDDEF\uD83C\uDDF5

👨‍👩‍👧‍👧
\uD83D\uDC68\u200D\uD83D\uDC69\u200D\uD83D\uDC67\u200D\uD83D\uDC67

なげえ。

👉 【Kotlin】絵文字を含む Unicode 文字列の文字数をカウントする方法と文字ごとの構成要素 hatena-bookmark