Android Architecture Blueprints での コルーチンの使われ方

良い記事がたくさんあります。

Kotlin の Coroutine を概観する

入門Kotlin coroutines

読んでみましたが、きちんと理解できてる自信がありません!

MVPの中で、どのように使われているかAndroid Architecture Blueprintsで見てみましょう。

todo-mvp-kotlin-coroutines

すべての非同期処理をコルーチンで置き換えます。シンプルな非同期プログラミングとなり、直感的にコード書くことができます。

 

Presenter

非同期処置の記述はここが起点になります。


private fun loadTasks(forceUpdate: Boolean, showLoadingUI: Boolean) = launchSilent(uiContext) {
    // ...
    val result = tasksRepository.getTasks()
    // ...
}

TasksPresenter.kt#L69

メインのデータをリポジトリから取得する部分です。


launchSilent(uiContext) {
  // ...
}

CoroutineExt.kt#L18-L25

と見慣れない コルーチンビルダーがありますが、元の形に戻すと、


launch(
  context = UI,
  start = CoroutineStart.DEFAULT,
  parent = null) {
  // ...
}

AppExecutors.kt#L32-L35

です。

Presenterでは、launch() でコルーチンの起点を作っています。

Viewのメソッドを利用しないメソッドでは、コルーチンコンテクストは、DefaultDispatcher となり省略することができます。

 

Repository


override suspend fun getTasks(): Result<List<Task>> {
  // ...
  val result = tasksLocalDataSource.getTasks()
  // ...
 }

TasksRepository.kt#L49-L69


override suspend fun getTasks(): Result<List<Task>> = withContext(appExecutors.ioContext) {
  // ...
  Result.Success(tasksDao.getTasks())
  // ...
}

TasksLocalDataSource.kt#L34-L41

Repository -> LocalDataSource とサスベンドなfunctionが深く呼ばれていきます。

LocalDataSource では、Presenterでのlauch()時のコルーチンコンテキストから、withContext(appExecutors.ioContext) として、すべて、ioContext としての DefaultDispatcher に一時的に切り替えています。

 

まとめ

ざっくり、コルーチン関連の入れ子関係を書いてみると、


// presenter
launch(context = UI, parent = null) {

  // repository
  withContext(DefaultDispatcher) {
    // fetch data from database
  }

}

Presenter で launch() して、Repository末端(local/remote) で withContext() でコンテクスト切り替え。

もちろん、コルーチン内から呼ばれるのは、repository の suspend な functionず。


入力文字の 日本語 と 英数記号 切り替えをシンプルにする設定

もうこれずっと気にはかかってたのだけども、

思い通りにできるようなできないような。

なんとなく偶然でボタンを押しながら切り替えてました。

なので、スムーズにいくはずもなく、長文だとイライラしてくる。

今回、Google「Gboard」が日本語対応しているということで、

それに乗り換えるついでに、

少し整理して解決しておこうと思いました。

Gboard - the Google Keyboard - Apps on Google Play

Gboardの「言語切り替えキー」をフル活用して、

結果、以下でいいんじゃね的なとりあえずまとめ。

 

OS側の設定

Android端末自体の設定です。

切り替えをスムーズに行うために

不要なキーボードアプリはOFFにしておくとよいです。

「設定」-「言語と入力」-「仮想キーボード」-「キーボードを管理」

というかアンインストールすればさらにスッキリするっちゃあする。

あと、「入力方法の選択のアイコン」もOFFにしておく。

「設定」-「言語と入力」-「入力方法選択のアイコン」

これは、キーボードアプリの切り替えのためのものだが、

Gboardの「言語切り替えキー」とダブる。

 

Gboard側の設定

Gboardは多言語で複数の種類のキーボード形式を同梱しています。

私の場合は、

日本語 - 12キー(フリック)
英数記号 - qwertyキー

で入力したいのでそれに合わせて設定します。

「Gboard」-「設定」-「言語」

あと、「言語切り替えキーを表示」をONにしておきます。

「Gboard」-「設定」-「設定」

 

使い方

日本語と英数記号のキーボード切り替えは

すべて地球マークの「言語切り替えキー」で行います。

また、他のキーボードアプリを利用したい場合も

OS側の設定で有効にしておけばこれで切り替えできます。

これで意図通りに切り替えることができます。

地球マークを押せば

日本語と英数記号のキーボードを

行ったり来たりできます。

地球マークが表示されないときは、記号やテンキーモードなので

左下のそれらしいキーを押してみましょう。

 

設定変更以外に「長押し」は必要ありません。

混乱します。

 

まとめ?

「キーボード自体」の切り替えについては以下。
→ Android 端末 キーボード切り替え方法あれこれ

言語切り替えキーのみで日-英数記号キーボード切り替え

切り替えに長押しは不要

最近のスマホやアプリはもうややこしすぎて嫌になります。

不要な機能はガンガンOFFにしてみましょう!

「捨てる能力」大事です。

あの Jake Wharton さんが伝授する Android Studio を高速化する方法

顔文字パック キーボード - Google Play のアプリ

追記 2019-11-25

今となっては以下が有効です。

👉 【Gboard】QWERTYキーが3種類あってはまる件【日本語入力】 

12キーの日本語入力に加えて、英数文字はグライド入力を使って、快速に文字入力していきましょう!!


SharedPreferences で putStringSet() が1つしか保存できない。

何ですか、この動きは。

「Preference から Set を取得後、追加して再保存する」

問題なく以下のようなテストも通過します。


@Test fun getStringSet() {

  val key = "key"
  val preferences = context.getSharedPreferences(key, Context.MODE_PRIVATE)
  val beforeData = preferences.getStringSet(key, mutableSetOf())
  val beforeSize = beforeData.size

  beforeData.add(System.currentTimeMillis().toString())
  preferences.edit()
      .putStringSet(key, beforeData)
      .commit()

  val afterData = preferences.getStringSet(key, mutableSetOf())
  val afterSize = afterData.size

  println("$beforeData -> $afterData")
  println("$beforeSize -> $afterSize")
  assertEquals(beforeSize + 1, afterSize)

}


I/System.out: [1520865219872, 1520865358333] -> [1520865219872, 1520865358333]
I/System.out: 1 -> 2

しかし、何回実行してもデータが1つのままで増えていきません。


I/System.out: [1520865219872, 1520865504185] -> [1520865219872, 1520865504185]
I/System.out: 1 -> 2

I/System.out: [1520865219872, 1520865553254] -> [1520865219872, 1520865553254]
I/System.out: 1 -> 2

実際にファイルを確認してみると、


mako:/data/data/com.example.cryptocurrency/shared_prefs # cat key.xml
<?xml version='1.0' encoding='utf-8' standalone='yes' ?>
<map>
    <set name="key">
        <string>1520865219872</string>
    </set>
</map>

1つしか保存されてないですね!

クソですね!

なぜなのか?

android - Misbehavior when trying to store a string set using SharedPreferences - Stack Overflow

Android compares the modified HashSet that you are trying to save using SharedPreferences.Editor.putStringSet with the current one stored on the SharedPreference, and both are the same object!!!

A possible solution is to make a copy of the Set returned by the SharedPreferences object

どうやら、同じオブジェクトの比較となるので保存してくれないようです。

読み出し後、すぐコピーすればいいのですね!


val beforeData = preferences.getStringSet(key, mutableSetOf()).toMutableSet()

なんとなく、よくある話のような気がします。