Evernoteがみんなにアプリを作らせてご褒美をあげますよという企画 - EVERNOTE Developer Competition

 

EVERNOTE Developer Competition

このスタートアップなイベントが

6/2に日本でも御茶ノ水デジタルハリウッドで開催されたようです。

 

 

Evernote Developer Meetup

 

ユーザー数では,アメリカに続いて日本ユーザが多いとかで人口の割合からすると

アメリカの2倍な日本ユーザーな現状らしく

一般参加者からその理由を問われての

「アメリカ人はノートはかければよい。でおわる。

日本にはノートやペンが何百種類もあったり,日本人は文房具が好き」

というような日本法人の佐藤様の私見とかあったり。

 

なんか怖い顔したアメリカのバイスプレジデンス(?)のような人も

繰り返し発言に登場するキーワードは

「特化したアイデア」

という言葉。

 

終わりまでみて

あー,ネット以外の「何かに特化した企業」と

連携したいのだなあ

と思えたりしました。

 

いいアプリ作ることが

何かに特化しない多機能な「リッチ」なアプリとは限りませんが,

「多機能なアプリは必要としていません」

というような発言がやたら目に付きました。

 

簡単なAPIを提供することで,

インターネットやITを利用したい「情報テクノロジーを利用したい情弱な企業」

を探して連携したい,連携するきっかけにしようというふうに見えました。

 

たしかに誰でも使える敷居を下げたように聞こえるAPI公開で

たくさんの非インターネットな情報の山を未公開な企業から掘り出し

その情報のもつユーザを自分たちのシステムのユーザーとして取り込むことは,

いまではありふれてるWEBサイトやポータルサイトと同じだったりします。

 

昔のコンピュータやITの大手企業の中途半端なソーシャルなアプリの開発とか

ハードウェアベンダーとの開発での連携とかは,あんまり実際は興味はなく

あくまで魅力的なデータや情報などの「コンテンツ」をもつ企業や

団体との連携がしたいのだろうなあと。

 

ユーザ数を増やしてそれぞれにコンテンツを公開させることにより

さらにユーザを集めて,企業から広告代をもらうというのスキーム自体は

インターネッツがメディア媒体のひとつであることの象徴で

昔から変わってないように思ったり。

 

 

Evernote の intent (インテント) まとめ

http://d.hatena.ne.jp/unagi_brandnew/20110605/1307256955

 

オフィシャルウェブサイト

http://www.evernote.com/about/

 

開発者向けオンラインフォーラム

en:http://forum.evernote.com/phpbb/viewforum.php?f=43

ja:http://forum.evernote.com/phpbb/viewforum.php?f=55


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