Caused by: org.gradle.internal.resolve.ModuleVersionNotFoundException

build 失敗して出ますよね。

意味は、

設定しているリポジトリにそのモジュールのそのバージョンがないよ。

ということです。

今、こういうの出ました。


Caused by: org.gradle.internal.resolve.ModuleVersionNotFoundException: Could not find app.cash.sqldelight:android-paging3-extensions:2.0.0-alpha03.
Searched in the following locations:
  - https://dl.google.com/dl/android/maven2/app/cash/sqldelight/android-paging3-extensions/2.0.0-alpha03/android-paging3-extensions-2.0.0-alpha03.pom
  - https://repo.maven.apache.org/maven2/app/cash/sqldelight/android-paging3-extensions/2.0.0-alpha03/android-paging3-extensions-2.0.0-alpha03.pom

エラーの https から始まるリンクから「バージョン」を含む文字列までを省いてブラウザでアクセスします。

👉 https://dl.google.com/dl/android/maven2/app/cash/sqldelight/android-paging3-extensions/hatena-bookmark

👉 https://repo.maven.apache.org/maven2/app/cash/sqldelight/android-paging3-extensions/hatena-bookmark

maven central にある、android-paging3-extensions の最新バージョンは、「2.0.0-alpha01」ですね!

build.glade のバージョンを変更すれば通りますね!

 

まとめ


Caused by: org.gradle.internal.resolve.ModuleVersionNotFoundException

が出たときは、build.gradle に設定したリポジトリに、そのバージョンが存在しません。エラーメッセージそのままですね!

ほぼ、利用してるリポジトリは以下2つのリポジトリであることが多いでしょう。


repositories {
  google()
  mavenCentral()
}

以下の2つをブラウザにブックマークしておくといいですね。

👉 Google's Maven Repository hatena-bookmark
👉 Maven Central Repository Search hatena-bookmark


「データ セーフティ セクション」のポリシー違反は「アプリ アップデート」が公開されたあとに時間を置いて解決する件

数週間やってました。

ずっと解決しないので困ってました「データ セーフティ」の公開部分の申請。

データセーフティセクション の申請を入力すると、

アプリのアップデートが公開されたあと、

大体24時間ぐらい経つと

データセーフティセクションの問題表示も消えました。

我慢できずにデータセーフティセクションを書き換えると

ずっとデータセーフティセクションの問題は解決されていないと表示されたまま


データセーフティセクションの申請内容の更新

↓

アプリアップデートの公開

↓

データセーフティセクションの申請内容の更新

↓

アプリアップデートの公開

↓

(以下ループ)

というような無限ループとなります。

データセーフティセクションの記入内容の審査は

アプリアップデートの公開の審査に含まれてる。

ということなのでしょう。

ハマります、悩みます。


Kotlin スコープ関数 の上手な使い分け その5 - run

kotlin scope function

 

■ run の便利な使い方 (公式)


public inline fun <T, R> T.run(block: T.() -> R): R {
  contract {...}
  return block()
}

Like let, run is another scoping function from the standard library. Basically, it does the same: executes a code block and returns its result. The difference is that inside run the object is accessed by this. This is useful when you want to call the object's methods rather than pass it as an argument.

let と同様、run も標準ライブラリのスコープ関数です。基本的には、コードブロックを実行し、その結果を返すという点では同じです。違いは、runの内部でオブジェクトにアクセスするのがthisであることです。これは、オブジェクトを引数として渡すのではなく、そのオブジェクトのメソッドを呼び出したい場合に便利です。

Object configuration and computing the result

オブジェクトの構成と結果の算出


val service = MultiportService("https://example.kotlinlang.org", 80)
val result = service.run {
  port = 8080
  query(prepareRequest() + " to port $port")
}

 

■ 非拡張 run

上記の T.run(): R と違って非拡張関数の run もあります。


public inline fun <R> run(block: () -> R): R {
  contract {...}
  return block()
}

Running statements where an expression is required

式が必要な記述の実行

If-not-null-else shorthand

if-not-null-elseの略記法


val files = File("Test").listFiles()

println(files?.size ?: "empty") 

val filesSize = files?.size ?: run {
  // ...
}
println(filesSize)

?.let と組み合わせての利用が多いです。


navigationCommand.route?.let {
  popBackStack(it, false)
} ?: run {
  navigateUp()
}

プロパティでの実行。


private val isConversionAvailable: Boolean = run {
  val expressionType = element.analyze(BodyResolveMode.PARTIAL).getType(element)
  expressionType != null && expressionType != type &&
    expressionType.isSignedOrUnsignedNumberType() && type.isSignedOrUnsignedNumberType()
}

👉 Kotlin Examples: Learn Kotlin Programming By Example hatena-bookmark
👉 Scope functions | Kotlin hatena-bookmark
👉 Idioms | Kotlin hatena-bookmark

 

■ まとめ

「run」は「ブロック内を実行する」という意味合いが強いので、直感的に「let」と使い分けてもいいかもしれません。

👉 Kotlin スコープ関数 の上手な使い分け その1 - apply hatena-bookmark
👉 Kotlin スコープ関数 の上手な使い分け その2 - also hatena-bookmark
👉 Kotlin スコープ関数 の上手な使い分け その3 - with hatena-bookmark
👉 Kotlin スコープ関数 の上手な使い分け その4 - let hatena-bookmark
👉 Kotlin スコープ関数 の上手な使い分け その5 - run hatena-bookmark