IntelliJ IDEA プラグイン「Rainbow Brackets」を使う

IntelliJ IDEAベースのIDEで使えるプラグインです。

なので、Android Studioでも使えます。

こういうかんじに括弧に色が付きます。

izhangzhihao/intellij-rainbow-brackets: Rainbow Brackets / Rainbow Parentheses for IntelliJ IDEA based IDEs

最近は、言語進化の影響か、

そういえば、多重に入れ子になった括弧を

使うことが多くなったような気もしますね。

👉 Rainbow Brackets - IntelliJ IDEs Plugin | Marketplace hatena-bookmark

👉 【AndroidStudio】プラグイン Rainbow Brackets が括弧だけでなく 変数 まで色が付くようになる【IDEA】 hatena-bookmark

つづいて、インデントも色付けしますか。

👉 【AndroidStudio / IDEA】プラグイン「Indent Rainbow」を使う hatena-bookmark


【kotlin】コールバック をラッピングして見通し良く

なんだか微妙な感じします。

APIの仕様がなのか、

サンプルのコードがなのか、

Camera2。

android-Camera2Basic/Camera2BasicFragment.kt at master · googlesamples/android-Camera2Basic

いくつかのコールバック処理が

連続して処理されますが

kotlin の芸当で分かりやすくしてみましょう。

 

コールバックのラッピング

多くの非同期処理APIは

コールバックスタイルのインターフェースを持ってます。

suspendCoroutine の 「suspend function」 を使うと

簡単にコールバックをその中にラッピングすることができます。

簡単な例を挙げてみます。


fun longComputation(params: Params, callback: (Result) -> Unit)

longComputation という function があって、

それのコールバックは Result という計算結果を受け取ります。

これは、以下のように簡単にラッピングできます。


suspend fun longComputation(params: Params): Result = suspendCoroutine { cont ->
  longComputation(params) { cont.resume(it) }
}

分かりやすく計算結果を返し、同じ非同期ですがスレッドをブロックしません。

kotlin-coroutines/kotlin-coroutines-informal.md at master · Kotlin/kotlin-coroutines

 

コールバックのラッピング

例えば、Camera2 APIでは必須のこれ。


void openCamera (String cameraId,
                CameraDevice.StateCallback callback,
                Handler handler)

CameraManager | Android Developers

コールバックとバックグラウンドハンドラやスレッドの

準備や後始末の処理が必要ですが、

それらがあちこちに分散してしまい辛くなりますが、

Kotlin coroutine に頼ると、

きれいにラッピングできます。


suspend fun CameraManager.openCamera(cameraId: String): CameraDevice? =
  suspendCoroutine { cont ->

    val callback = object : CameraDevice.StateCallback() {

      override fun onOpened(camera: CameraDevice) {
        cont.resume(camera)
      }

      override fun onDisconnected(camera: CameraDevice) {
        cont.resume(null)
      }

      override fun onError(camera: CameraDevice, error: Int) {
        cont.resume(null)
      }
   }
   openCamera(cameraId, callback, null)
 }

android - Existing 3-function callback to Kotlin Coroutines - Stack Overflow

他のいくつかのコールバックも

同じように書き換えていくと

かなり見通しよくなります。

しかし、

このGサンプルコードは分かりづらすぎぢゃんね?


Play Services 12.0.0 で android.permission.READ_PHONE_STATE が要求されている件

Google Play Console にアップすると怒られて受け付けてくれません。

"New permissions added
WARNING
Users that have the APK with version code 19 may need to accept one or more of the android.permission.READ_PHONE_STATE and android.permission.WRITE_EXTERNAL_STORAGE permissions, which may result in them not upgrading to this version of the app."

android.permission.READ_PHONE_STATE てどんな許可内容だったか。

端末のステータスとIDの読み取り
端末の電話機能へのアクセスをアプリに許可します。これにより、電話番号、端末ID、通話中かどうか、通話相手の電話番号をアプリから特定できるようになります。

危険なパーミッションです。

「通話機能の必要ないアプリでも Play Service を利用していれば弾かれる」というような状況のようです。

android.permission.READ_PHONE_STATE added with Play Services 12.0.0 [76024034] - Visible to Public - Issue Tracker

android - Why has the READ_PHONE_STATE permission been added? - Stack Overflow

以下で回避できるようです。できました。


<uses-permission
    android:name="android.permission.READ_PHONE_STATE"
    tools:node="remove" />

なんなんでしょうね。

このような混乱はきっとこの先も増えていきそうです。

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2018-04-04: 追記
修正されているようです。
Release Notes  |  Google APIs for Android  |  Google Developers