「macOS Catalina 2月からAppleの公証が必要になる」とは何なの?

この方針はスムーズな移行のため、9月に一度緩和されていたが、来年2月3日から厳格に適用されるようになる。未公証の“野良アプリ”を「macOS Catalina」で実行しても、従来は警告で済んでいたが、それ以降はエラーで起動不能となるため、アプリに修正を施す必要がある。

👉 「macOS Catalina」で実行する野良アプリにはAppleによる公証が必要に ~来年2月から - 窓の杜 

どうやらこれのことらしい。

Update to Notarization Prerequisites
December 23, 2019

In June, we announced that all Mac software distributed outside the Mac App Store must be notarized by Apple in order to run by default on macOS Catalina. In September, we temporarily adjusted the notarization prerequisites to make this transition easier and to protect users on macOS Catalina who continue to use older versions of software. Starting February 3, 2020, all submitted software must meet the original notarization prerequisites.

If you haven’t yet done so, upload your software to the notary service and review the developer log for warnings. These warnings will become errors starting February 3 and must be fixed in order to have your software notarized. Software notarized before February 3 will continue to run by default on macOS Catalina.

As a reminder, all installer packages must be signed since they may contain executable code. Disk images do not need to be signed, although signing them can help your users verify their contents.

👉 Update to Notarization Prerequisites - News - Apple Developer 

Notarizing Your Mac Software for macOS Catalina
September 3, 2019

As a reminder, Mac software distributed outside the Mac App Store must be notarized by Apple in order to run on macOS Catalina. To make this transition easier and to protect users on macOS Catalina who continue to use older versions of software, we’ve adjusted the notarization prerequisites until January 2020.

You can now notarize Mac software that:

Doesn’t have the Hardened Runtime capability enabled.
Has components not signed with your Developer ID.
Doesn’t include a secure timestamp with your code-signing signature.
Was built with an older SDK.
Includes the com.apple.security.get-task-allow entitlement with the value set to any variation of true.
Make sure to submit all versions of your software. While Xcode 10 or later is still required to submit, you don’t need to rebuild or re-sign your software before submission.

👉 Notarizing Your Mac Software for macOS Catalina - News - Apple Developer 

何か勘違いしてる人多いけど、ダブルクリックで初回起動できなくなるだけでGatekeeperを無視して起動するオプションは今まで通り残るよ。macアプリ開発したことない人が書いた記事だなこれ…

👉 onimのコメント / はてなブックマーク 

こんな素人記事よりEngdgetの解説の方がよっぽど為になる

👉 takhasegawaのコメント / はてなブックマーク 

また、公証を受けていないアプリでも、Gatekeeperの例外として登録すれば、起動することは可能です。

👉 アップル、Mac App Store外アプリの「公証」要件を厳格化。2020年2月3日から - Engadget 日本版 

まとめ

『「公証」の審査基準の厳格化』ということだけで、以下 GateKeeper まわりの操作や挙動は2月以降も同様ということになりますでしょうか。

👉 Mac で App を安全に開く - Apple サポート 

公証を受けていないアプリの割合が増えることになるでしょうが、まあ大勢に影響はないということでしょうね。


一気に眺める Android 10 Q の新機能 50

👉 Hands-on 50+ new changes & features in Android 10 [Video] - 9to5Google 

何がどんだけ更新したか分かりにくいので。

こまごまとした機能の変更や強化が多い感想。

ジェスチャーナビゲーション

画面下に表示される3つ(2つ)の画面の操作ボタンが1つで操作できるようになります。

「設定」
「システム」
「操作」
「システムナビゲーション」
「ジェスチャーナビゲーション」




👉 Android-Q beta5 ジェスチャーナビゲーション【動画有り】 

「戻る」の感度

画面下左右角からの「戻る」操作の感度を設定できます。

「設定」
「システム」
「操作」
「システムナビゲーション」
「ジェスチャーナビゲーション」(歯車ボタン)

ダークテーマ

システムレベルのダークモードが実装されています。

「設定」
「ディスプレイ」
「ダークテーマ」

ダークテーマの自動回転ボタン

自動表示される画面回転ボタンにもダークテーマが適用されます。

ダークテーマのブート時アニメーション

電源ONや再起動時のブート画面にもダークテーマが適用されます。

カスタムテーマ

いくつかの項目をお好みにカスタマイズできます。

「設定」
「システム」
「開発者向けオプション」
「テーマ設定」

共有メニュー

共有時に表示される共有先の選択肢が分かりやすくなり、大幅にスピードアップされています。

ファイル選択

各種アプリからファイル選択を行う場合の画面が改善されています。

通知設定の管理

通知を下に広げたところからまとめて管理できるようになりました。

(通知引き出す)
左下「管理」

権限マネージャー

権限の設定画面がまとめられすべてここから確認設定できるようになりました。

「設定」
「プライバシー」
「権限マネージャー」



フォーカスモード

煩わしいアプリをまとめてON/OFFできるようになります。

「設定」
「Digital Wellbeing」
「フォーカスモード」



👉 フォーカスモード (Focus mode) ~ Android 10 

バブル通知(ふきだし)

メッセージなど一部の通知受信時に表示される丸い動くアイコンです。

Facebookメッセンジャーなどでお馴染みのやつです。

「設定」
「システム」
「開発者オプション」
「ふきだし」

端末稼働時間

電源ONにしてからの通算稼働時間です。

「設定」
「デバイス情報」
「稼働時間」

緊急通報アイコン

一番したに分かりやすく表示されています。

「電源ボタン」長押し

Wi-Fiかんたん接続設定

接続中のWi-Fi接続情報をQRコードで表示したり共有することができます。

「設定」
「ネットワークとインターネット」
「Wi-Fi」
(歯車マーク)
「ネットワークの詳細」
「共有」

オーディオバランス

左右のオーディオバランスを調整できます。

「設定」
「ユーザー補助」
「オーディオバランス」

クイックパネルからセンサーOFF

電池の消耗が激しい各種センサーをまとめてOFFにできます。

「設定」
「開発者向けオプション」
「クイック設定開発者用タイル」
「センサーOFF」をON

アプリ情報画面

各アプリ情報を表示する画面も分かりやすくなりました。

(アプリのアイコン長押し)
(i)マーク

ロック画面の 「Now Playing」 機能

周辺で流れている曲を検知してロック画面に曲名などを表示します。

「設定」
「この曲なに?」 または 「ロック」で検索

Wi-Fiとバッテリーアイコンの更新

Wi-Fi とバッテリーの増減をアイコンの変化で表示します。

プロフィール画像設定

ユーザーごとに画像を設定できます。

「クイックタイルのプロフィールアイコン」
「詳細設定」
(編集するユーザー名)
(画像マーク)

Bluetooth端末選択画面

色分けされて分かりやすくなりました。

(クイックタイル BTボタン長押し)

緊急時情報画面

各項目を分かりやすく編集や表示できるようになりました。

「設定」
「デバイス情報」
「緊急時情報」

使用量画面

各アプリなど使用量をグラフなどで分かりやすく表示しています。

「設定」
「Wellbeing」

ロック画面のエンターボタン

パスコード入力時など明確に区別できるようになりました。


サイレント通知の表示

「サイレント」に設定された通知も通知バー内に区別して表示されます。

通知長押しからの詳細設定

受信した通知を長押しすることでその詳細設定画面を表示させることができます。

夜景モード切り替えをカメラ画面に

カメラの撮影時画面で夜景モードも選択できます。

Android Beam の削除

ファイルやデータを共有できるこの機能は削除されました。今後はNFCによるファイル共有などになるのでしょうか。

Files と Google 壁紙のマテリアルテーマ化

機種によってOSに内蔵されたりされなかったりする2つの必須機能(アプリ)のデザインがマテリアルテーマに対応しています。

👉 Files by Google: スマートフォンの容量を確保 - Google Play のアプリ 
👉 壁紙 - Google Play のアプリ 

共有シートでの画像プレビュー

画像を共有送信する前にプレビューにて確認できます。

ポップアップ音量設定

ボリューム変更時にアイコンからポップアップ表示で個別にボリューム操作ができます。


ライブ壁紙のプレビュー

適用前にプレビューでライブ壁紙の変化を確認することができます。

「設定」
「ディスプレイ」
「壁紙」
(ライブ壁紙選択)
(右上のプレビュー)

設定サジェスチョン

おすすめされる設定項目のサジェスチョンが設定画面上部にボタンで表示されます。

「設定」

まとめ

よく分からん機能などはスルーした。

新しい目玉機能の追加はなく、既存機能の微妙な整理や変更ばかり。

昔のようなドキドキ感はない。

操作は混乱するばかりだ。

ちなみに、イースターエッグ(隠し機能)は以下。動画あり。

👉 Nonograms (お絵かきロジック/ ピクロス) – Android 10 Easter Egg パズルゲーム 


Nonograms (お絵かきロジック/ ピクロス) - Android 10 Easter Egg パズルゲーム

Android 10 のイースターエッグは、

これです。



Android システム通知アイコン(16x16px)のノノグラム(お絵かきロジック)です。

お絵かきロジック(おえかきロジック)は、縦と横の数字をヒントに塗り潰すマス目を割り出し、そのとおりに塗り潰していくと、最終的に絵(または文字)が浮かび上がるタイプのペンシルパズル。ののぐらむ、イラストロジック、ピクロスとも呼ばれている。

👉 お絵かきロジック - Wikipedia 

いくつかやってみました。

手順

上の動画のように、イースターエッグにはこれまでどおり、設定画面のバージョン部分の連続タップで入ります。

「Android 10」の文字が表示されたら連続タップしながら「10」を「Q」の文字に並べ替えたあと「Android」の文字を連続タップです。



これ、初めてやりましたが変な達成感があってくせになります。

よかったらやってみてねー!