いまどきのモバイル通信って、
どうなっておるんだろ?
2013年8月8日の16時56分頃に気象庁の緊急地震速報が発表された。
SIMカードを抜いた状態で鞄の中に放り込んでいた「Google Nexus 4」が緊急地震速報を受信していた。
Google Nexus 4はETWS方式やCMAS方式のセルブロードキャストに対応しており、それらの設定に関する項目も標準で用意されている。
アラートの通知をONにしておけば各種アラートの通知が来るため、緊急地震速報を受信した。
ディスプレイ上にはEarthquake warning ETWSと表示されており、ETWS方式であることが分かる。
解約済みのSIMカード挿入時に緊急地震速報を受信することは知っていたが、SIMカードを未挿入の状態でも受信することは初めて経験した。
SIMを抜いた状態のGoogle Nexus 4が緊急地震速報を受信
国内では利用できない。と思っていたのだが。
通信事業者としてのドコモ提供のサービスだと思っていたのだが。
そういえば、そんな設定画面、あったよなあで
開いてみる。
[設定]-[無線とネットワーク]-[エリアメール]
で設定をすべてONにする。
で、実際、緊急の速報がおきるまで、
受信できるかどうかわからないのか?
・[ETWSのテスト放送を表示する]
・[CMASのテスト放送を表示する]
2種類の方式があるようですが。
Earthquake and Tsunami Warning Systemの略で、直訳すると地震津波警報方式。
CMASはCommercial Mobile Alert Systemの略で、米国で策定された規格。
ETWS方式が日本向けで、CMAS方式が米国向けと思って良いという感じで。
Wikipedia では、
対応機種以外では利用できない。
2010年冬モデルの一部からETWS方式へ規格が変更されている。2013年7月下旬に開始された、緊急地震速報の警告音に「地震です」という音声が挿入される端末については、X-xxD以降の一部の端末にはアップデートで対応し、今後発売予定の端末には当初から搭載される予定。
なんだか各キャリアの商売的な利用も
あったりなかったりで。
ETWSは何を想定した仕様だったのか - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
なんとなくイマイチ不十分なかんじのする
国内環境ですが。
テストは、日本では受信できないようですので、
次回の「緊急速報」まで待っておきます。
関連ワード: Android・docomo・Google・ツール・ニュース・便利な設定・評判・CMAS・ETWS・緊急地震速報