Eclipse で Android アプリ開発ができなくなるという話

こんな.

ADTバンドル版のSDKはもう配布されないという情報があるようですが、本当でしょうか?
これからAndroidアプリを開発する場合は Android Studio を前提にしたほうがよいでしょうか。

Eclipseタグが追加されていますが、ADT(Android Development Tools)とAndroid SDK(Software Development Kit)と、IDEであるEclipseはそれぞれ別のものです。

質問の意図は、「ADTがバンドルされたEclipseが今後配布されるか?」かと思いますが、

http://developer.android.com/tools/help/adt.html

のNoteに、「もしADTと一緒にEclipseを利用している場合、現在の公式IDEがAndroid Studioであることを認識し、全ての最新のIDEアップデートを受け取るために、Android Studioへ移行しなければならない」とありますので、今後はAndroid Studio前提で考えた方がいいでしょう。

android - ADTバンドル版のSDKはもう配布されない? - スタック・オーバーフロー

If you have been using Eclipse with ADT, be aware that Android Studio is now the official IDE for Android, so you should migrate to Android Studio to receive all the latest IDE updates.

Android Studio 1.0 Officially Released, Eclipse With ADT No Longer In Active Development

この文章が見当たらないけど, どこにあるんだろう...

If you're a new Android developer, you should consider starting with Android Studio, because the ADT plugin for Eclipse is no longer in active development.

きっと,

「Eclipseで開発できなくはないが不自由になってくる」

てのが現実的な将来なのでしょう.

Installing_the_Eclipse_Plugin___Android_Developers

ADT Plugin Release Notes | Android Developers

Installing the Eclipse Plugin | Android Developers


Nexus6 (shamu) に CyanogenMod12 で 噂の機能を眺める

入れてみました, Nightly とか.

OS 5.0.2 て書いてるなあ.

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カスタム ROM 「CyanogenMod」の複数の標準アプリが Android 5.0 (Lollipop)ベースの CyanogenMod 12 で独自の Material Design 方式の内容に刷新されているようです。イタリアの CyanogenMod ファンサイトが伝えました。

今回 UI デザインが刷新されたのは、ブラウザ、ターミナル、ファイルマネージャー。また、音声レコーダーと「イレブン」と呼ばれる Apollo に代わる新しい音楽アプリです。

CyanogenMod 12で複数のプリインアプリがMaterial Design化される | juggly.cn

ブラウザ

マテリアル化されてる. グリーンベース.

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けど, この「ブラウザ」って「com.android.brawser」のことだけど, これって 公式 Lollipop では消え去って Chrome に置き換わってるよな.

ターミナル

いまはまだない.

ファイルマネージャー

権限周りがうるさくなってる.

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パスワード付きなセキュアなディレクトリが作成できる.

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音声レコーダー

赤ですね. ファイル形式も選択できます.

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(更新中...)


API-19 と 20+ 間を Material Design でどう跨いでいけばいいのか

Introduction_-_Material_design_-_Google_design_guidelines

とりあえず公式をみてみる.

* テーマの設定

1. Holoのようなこれまでのテーマを継承して定義する
res/values/style.xml

2. 同じ名前でテーマをMaterialテーマを継承して定義する.
res/values-v21/style.xml

3. これらのテーマを AndroidManifest.xmlでアプリに設定する.

* レイアウトの設定

21+向けのディレクトリをそれぞれ準備する
res/layout-v21/
res/values-v21/

API-21+ に対しては, 各リソースファイルを「*-v21」として新規に作成するという考え方.

これまでのUIデザインを変化させずに, 新しく OS 5.0+ の端末に対してのみマテリアルなデザインを表示させる.

その後にこう書いてる.

* サポートライブラリをセット

Theme.AppCompat を使えば いくつかのウィジェットは MaterialDesign のものを使える.

dependencies {
compile 'com.android.support:appcompat-v7:21.0.+'
compile 'com.android.support:cardview-v7:21.0.+'
compile 'com.android.support:recyclerview-v7:21.0.+'
}

EditText
Spinner
CheckBox
RadioButton
SwitchCompat
CheckedTextView
RecyclerView
CardView
Palette

完全ではないもののいくつかのウィジェットは appcompat-v7 で対応できる.

Lollipopを載せた端末の拡散具合や人気を考えると, OS4.x系端末でのマテリアルデザイン表示をしないと「マテリアルデザインに対応します(しました)」とうたいづらい.

よほどUIが凝ったアプリで無い限り, この appcompat-v7 ウィジェットを使って, これまで(API-19まで)のテーマに適用する, まずは.

/res/values/styles.xml

...
<style name="AppTheme" parent="Theme.AppCompat.Light.NoActionBar">
...

とこれまでのテーマの親にもつ.

このあと, 微調整を行い, API-19までのUIをマテリアルなかんじに仕上げていき, そのあと *-v21 のリソースを触りながら, 気にせず Lollipop端末に向けてのマテリアル化を進めていく.

と, そんな順序が王道ではないかな...

Maintaining Compatibility | Android Developers