Google から各方面にアナウンスがされています.
2015 年 3 月頃より、AdSense では限定的なベータ版プログラムの一環として、新しい標準のデリケートなカテゴリの広告枠に対応する予定です。このベータ版の対応言語は英語のみとなります。
「ソーシャル カジノゲーム」とは、金銭や報奨などの価値を有するものを獲得する機会がないギャンブルのシミュレーション ゲーム(ポーカー、スロット、ビンゴ、宝くじ、スポーツ ベッティング、レース ベッティング、その他のカードゲーム、カジノゲームなど)を指します。
ソーシャル カジノゲームのベータ版プログラム - YouTube ヘルプ
ソーシャル カジノゲーム(ベータ版プログラム) - AdMob ヘルプ
「このベータ版の対応言語は英語のみとなります。」ということは, そんな「ギャンブル系」のゲームが海外から上陸を狙っている, ということなのでしょうか.
世界的にみるとすごく大きな規模なのですね.
世界規模で見たらカジノゲーム市場は27億ドルの規模を有しており、2014年には42億ドルまで成長が期待できます。
オンラインでユーザーを獲得し、収益もしっかりと得た上で、オフラインに事業拡大を目指す点でしょう。カジノ市場で生き残るにはオンラインとオフラインの導線が重要になってくることが各社の戦略でわかります。
また、前述の記事では女性ゲーマの割合が年々増加しており、ソーシャルカジノ市場では60%を占めているとのこと。以上のことから、これからは女性をターゲットに据えた、オンラインとオフラインのカジノ戦略が求められるでしょう
カジノ市場における北米3社の動向とそこからわかる戦略 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
この度Distimoが発表した新しい調査結果によりますと、ソーシャルカジノゲームはモバイルゲーミングの中で最も収益をあげている分野の一つであることが判明しました。この調査は、iOS向けのApp StoreとGoogle Playでそれぞれの開発者が得た収益を比較する、DistimoのAppIQからのデータを基に収集されています。
一例として、3月17日から23日の間に最も収益をあげた開発者のデータを閲覧した場合、Distimoの調査結果にはApp Storeで100社中上位20社、Google Playでは上位19社が少なくとも一種類のソーシャルカジノゲームを公開していることが表されています。
iPhone と Android を比較してこのようにも書いています.
App Storeから公開する開発者はGoogle Playよりもはるかに高い収益をあげている模様です。これは、ソーシャルカジノゲームを公開する上位7社の開発者は、Google Play よりもApp Storeでもっと高い収益をあげていることから伺えます。
「コンプガチャ」のような「射幸心を煽る」ようなゲームアプリは国内では規制されたりしていますが, アメリカでは, この先, 合法化に向かってるような.
米国の法的状況は、オンライン・ゲームで実際のお金を賭けることを、禁止するのではなく許可する方向へと徐々に傾いているようだ。
カリフォルニア州、ネヴァダ州およびニュージャージー州は、さまざまなタイプのオンライン・ギャンブルを許可する法律をすでに検討している。課税の対象となる売り上げを生み出す場所を新たに見つけ出して、州政府予算のマイナスを減らしたいからだ。
ギャンブル化「公認」へ向かう米国のオンライン・ゲーム « WIRED.jp
もし日本でもカジノが合法化され、さらにオンラインカジノにもゴーサインが出た場合、パチンコやソーシャルゲームなどは軒並み方向転換を迫られるか、あるいはオンラインカジノに参入せざるを得なくなるのか、それともまた別に道を見つけ出すのか、いずれになるかは不明ですが、大体これまでも海外でこういう動きが起きたあとに遅れて日本市場でも何かが起き始めるのが常なので、そう遠くない将来、何らかの激変が起きる可能性は非常に高くなりつつあると言えます。
ソーシャルゲームの次は本当にお金を賭けられるゲームへ、米ソーシャルゲーム最大手Zyngaがオンラインカジノ開始 - GIGAZINE
少し古い記事が多くみられるけど, その業界ではすでに常識なのだろう.
Zynga ポーカー - Google Play の Android アプリ
確かに, 現金やポイントが手に入ったりなギャンブルなアプリ, やりたくなるよなあ.