Kotlin で static なメンバーをどう書くべきなのか?

092: Learning Kotlin – dealing with static-ness and (companion) objects costs – Fragmented

「companion object」だな. と思いながらとりあえず書く.


class Foo {
    companion object {
        val myVar = "testing"
    }
}

これを Kotlin から呼ぶ場合は,


Foo.myVar

ですが, Java から呼ぶ場合は,


Foo.Companion.getMyVar();

となり クソですね.

では, Jvm アノテーション を使います.


class Foo {
    companion object {
        @JvmField val myVar = "testing"
    }
}

この場合は Kotlin/Java それぞれ同じように呼べます.


// calling from Kotlin
Foo.myVar

// calling from Java
Foo.myVar;

なるべく入れたくないですよね Jvm なアノテーション.

const キーワード を使う


class Foo {
    companion object {
        const val myVar = "testing"
    }
}

以下, 共に問題ありません.


// calling from Kotlin
Foo.myVar

// calling from Java
Foo.myVar;

同様に, パッケージレベルでは,


class BottomSheetView {
    companion object {
        const val BOTTOM_SHEET_ANIMATION_TIMING = 500L
    }

    // ...
}


animation.setTiming(BottomSheetView.BOTTOM_SHEET_ANIMATION_TIMING)

Companion object is initialized from the static constructor of the containing class and plain object is initialized lazily on the first access to that object.

こんなかんじでしっくりくる記述って見つけにくい気がしません? Kotlin て.

“Static constants” in Kotlin | Kotlin Blog


Amazon Fire HD 8 の「ドキュメント」

Fire HD 8 にデフォルトでインストールされているアプリ「ドキュメント」.

パッケージ名は com.amazon.zico .

いわゆる「ファイルマネージャ」アプリです.

電子書籍を中心としたドキュメント系のファイルを操作するためにつくられたAmazon製のアプリです.

起動すると以下3つのタブが表示されます.

それぞれ見ていきます.

SEND-TO-KINDLEストレージ

以下サービスを利用して端末に送信したファイルを参照できます.

Amazon.co.jp ヘルプ: Kindleパーソナル・ドキュメントサービス

Amazon.co.jp ヘルプ: Send-to-Kindle Eメールアドレスの使い方について

私, なぜか送信できません. 無反応です. 謎です.

もしかして, 許可する送信元アドレスが gmail ではダメだったりする?

CLOUD DRIVE

以下のクラウドストレージにパソコンなどからアップロードしたファイルが自動的に同期されます.

Amazon Drive

ローカルストレージ

文字通りローカルの保存場所です.

Android が持っている内部ストレージ のディレクトリを参照していくことができます.

Androidでいうファイルマネージャアプリのようにディレクトリをタップするとそれを開きファイルをタップするとそれに対応したアプリで開こうとします.

なのでここで確認できる(端末内で保存している)ファイルが mobi または pdf 形式のファイルの場合は Kindle アプリが起動して電子書籍を読むことができます.

対応するアプリがインストールされていなければ epub 形式のファイルは読めません.

「Kindle Fire HD 8」の対応ファイルとインテントフィルター

以下の形式のファイルが対応(推奨?) されているようです.

Kindle Fireドライブを開き、内部ストレージフォルダを開きます。
コンピュータにコンテンツをダウンロードしたフォルダから、端末の該当フォルダにドラッグします。
Books: AZW(.azw3), MOBI(non-DRM), KF8
Documents: TXT, PDF, PRC, DOC, DOCX
Music: MP3, non-DRM AAC (.m4a), MIDI, PCM/WAVE, OGG, WAV
Pictures: JPEG, GIF, PNG, BMP
Movies: MP4, 3GP, VP8 (.webm)

Amazon.co.jp ヘルプ: コンピュータからKindle Fireへコンテンツを転送する

Amazon.co.jp ヘルプ: USB経由でFireタブレットまたはKindle端末にパーソナル・ドキュメントを転送する

画面左から表示されるメニューのそれぞれにSDカード以下各ディレクトリが対応しているようです.


shell@douglas:/sdcard $ ls -d */
Alarms/
Android/
Books/
DCIM/
Documents/ <-- ドキュメント
Download/  <-- ダウンロード (この下に 添付ファイル)
Movies/
Music/
Notifications/
Pictures/
Podcasts/
Ringtones/
kindle/

おまけ

以下からAmazon公式にWEB版リーダーも公開されています.

Kindle Cloud Reader

(つづく)


Convert Java File to Kotlin の後に その2 「apply」

View や Presenter内での処理振り分け.


private void showFilterLabel() {
    switch (mCurrentFiltering) {
        case ACTIVE_TASKS:
            mTasksView.showActiveFilterLabel();
            break;
        case COMPLETED_TASKS:
            mTasksView.showCompletedFilterLabel();
            break;
        default:
            mTasksView.showAllFilterLabel();
            break;
    }
}

android-architecture/TasksPresenter.java at todo-mvp · googlesamples/android-architecture

apply

同じオブジェクトに対して複数のメソッドをすばやく呼び出す必要がある場合は、apply {} を使用します


private fun showFilterLabel() {
    tasksView.apply {
        when (filtering) {
            TasksFilterType.ACTIVE_TASKS -> showActiveFilterLabel()
            TasksFilterType.COMPLETED_TASKS -> showCompletedFilterLabel()
            else -> showAllFilterLabel()
        }
    }
}

「with」との区別が良く話題になっていますので見ておくといいです.

Mindorks | Become a complete and happy Android developer

Convert Java File to Kotlin の後に その1「メンバとコンストラクタ」

Convert Java File to Kotlin の後に その2 「apply」

Convert Java File to Kotlin の後に その3 「Null Safety」

Convert Java File to Kotlin の後に その4 「lateinit」

Convert Java File to Kotlin の後に その5 「String Templates」