Convert Java File to Kotlin の後に その2 「apply」

View や Presenter内での処理振り分け.


private void showFilterLabel() {
    switch (mCurrentFiltering) {
        case ACTIVE_TASKS:
            mTasksView.showActiveFilterLabel();
            break;
        case COMPLETED_TASKS:
            mTasksView.showCompletedFilterLabel();
            break;
        default:
            mTasksView.showAllFilterLabel();
            break;
    }
}

android-architecture/TasksPresenter.java at todo-mvp · googlesamples/android-architecture

apply

同じオブジェクトに対して複数のメソッドをすばやく呼び出す必要がある場合は、apply {} を使用します


private fun showFilterLabel() {
    tasksView.apply {
        when (filtering) {
            TasksFilterType.ACTIVE_TASKS -> showActiveFilterLabel()
            TasksFilterType.COMPLETED_TASKS -> showCompletedFilterLabel()
            else -> showAllFilterLabel()
        }
    }
}

「with」との区別が良く話題になっていますので見ておくといいです.

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Convert Java File to Kotlin の後に その1「メンバとコンストラクタ」

Convert Java File to Kotlin の後に その2 「apply」

Convert Java File to Kotlin の後に その3 「Null Safety」

Convert Java File to Kotlin の後に その4 「lateinit」

Convert Java File to Kotlin の後に その5 「String Templates」


Convert Java File to Kotlin の後に その1「メンバとコンストラクタ」

まずは「Convert Java File to Kotlin」で変換してなんとなくは動いていますが.

一通り公式リファレンスは流し読みしていましたが

コードをみているとKotolinの持つ恩恵を得ているような気がしません.

逆に分かりづらくなったようにも思えたりします.

先人たちのコードを見ながら自然なKotlinコードに書き換えていきましょう.

メンバとコンストラクタ

以下のようなJavaコード.


public class TasksPresenter implements TasksContract.Presenter {

    private final TasksRepository mTasksRepository;

    private final TasksContract.View mTasksView;

    private TasksFilterType mCurrentFiltering = TasksFilterType.ALL_TASKS;

    private boolean mFirstLoad = true;

    public TasksPresenter(@NonNull TasksRepository tasksRepository, @NonNull TasksContract.View tasksView) {
        mTasksRepository = checkNotNull(tasksRepository, "tasksRepository cannot be null");
        mTasksView = checkNotNull(tasksView, "tasksView cannot be null!");

        mTasksView.setPresenter(this);
    }

android-architecture/TasksPresenter.java at todo-mvp · googlesamples/android-architecture

Kotlin のプロパティを使って適切に初期化します. ほとんどのメンバ変数に割り当てられたコンストラクタパラメータは必要ありません.


class TasksPresenter(val tasksRepository: TasksRepository, val tasksView: TasksContract.View)
    : TasksContract.Presenter {

    override var filtering = TasksFilterType.ALL_TASKS

    private var mFirstLoad = true

    init {
        tasksView.setPresenter(this)
    }

主コンストラクタに注釈や可視性修飾子がない場合は、コンストラクタキーワードを省略できます。

Classes and Inheritance - Kotlin Programming Language

Convert Java File to Kotlin の後に その1「メンバとコンストラクタ」

Convert Java File to Kotlin の後に その2 「apply」

Convert Java File to Kotlin の後に その3 「Null Safety」

Convert Java File to Kotlin の後に その4 「lateinit」

Convert Java File to Kotlin の後に その5 「String Templates」


Android 7.1 ( API25 / N_MR1 ) の通知の設定

今や購入時のままの設定のままだと各アプリからの通知が大量に溜まってくる.

Android 7.1 では, 端末側の設定画面が変わっている.

「設定」-「通知」-「右上の歯車マーク」から設定できるのは以下.

- 光を点滅させて通知 (ON/OFF)

- ロック画面の通知 (通知をすべて表示しない/すべての通知内容を表示する)

- Power notification controls (ON/OFF)

画面上部のスピナーからも設定状態別にアプリを抽出表示できる.

- すべてのアプリ
- ブロック中
- マナーモードで表示
- ロック画面にプライベートな内容を表示しない
- ロック画面に表示しない
- [通知を非表示]をオーバーライド

「ブロック中」を選択してみると, いつのまにか Evernote をブロックしていた.

「重要度」というスライダーがあるのだが, 7段階の設定ができる.

- このアプリからの通知を表示しない

- 全画面表示, ポップアップ, 音, バイブレーションを使用しない。通知リストの一番下に表示する。ロック画面やステータスバーには表示しない。

- 全画面表示, ポップアップ, 音, バイブレーションを使用しない。通知リストの一番下に表示する。ロック画面には表示しない。

- 全画面表示, ポップアップ, 音, バイブレーションを使用しない。

- 全画面やポップアップを使用しない。

- 常にポップアップし, 全画面は表示しない。

- 常にポップアップし, 全画面表示も許可する。通知リストの一番上に表示する。

あるいは, 重要度と書いてる下の「A」を押すと, スライダーは利用できなくなり以下となる

- アプリが通知ごとに重要度を識別する。

スライダーの下にはスイッチ.

- [通知を非表示]をオーバーライドする。(ON/OFF)

その下には,「通知音の最少間隔」の設定。

- 無制限
- 10秒
- 30秒
- 1分
...
- 30分

アプリによっては, このアプリごと画面の右上から, アプリ内の設定画面に遷移できる.

と, かなり設定項目多いです. 多すぎません?

まとめ

通知の内容や頻度はアプリを公開している側の考え方に依存していますので, まずは単純にアプリ別に「ブロックする」方法を覚えておくといいのだろうと思います.

「設定」-「通知」で通知してきたアプリを選択.

重要度の下の「A」をタップして, スライダーでこのアプリからの通知をブロック.

これまでの「フィルター」機能 消してしまった通知の確認 はもうできないのか・・・

しかし, 最近のスマホてややこしすぎません? いや, ほんと.

通知が表示されない とかどうせブロックの設定だろ! → 原因「フィルター」

消してしまった不要な通知を2度とこないように「通知履歴」から非表示設定する