Googleコンタクト から iCloud連絡先 へ完全移行する手順 - 連絡先 / コンタクトの使い方まとめ その4 【Android → iPhone】

iPhone上の 連絡先アプリ で Googleコンタクトのデータを同期(共有)している状態から、iPhone と iCloud連絡先 連携のみの状態に完全移行します。

今回は、「Android と iPhone のみで完全移行する」のと「Mac (パソコン) を利用して完全移行する」の2つの手順で考えてみます。

 

👥 Android と iPhone のみで完全移行する

スタートは、iPhone上の連絡先アプリ で Googleコンタクト のデータを同期 (共有) している状態からです。

iPhone 上の連絡先アプリで Googleコンタクト のデータを同期 (共有) している状態から、iPhone + iCloud 連絡先に完全移行します。

iCloud連絡先を有効化 します。

iCloud 連絡先を有効化 します。

iPhone連絡先アプリ から Googleコンタクトアカウントを無効化 します。

iPhone 連絡先アプリ からGoogle コンタクトアカウントを無効化します。

Android側で vCard 形式でエクスポートした vcfファイルをメールに添付して iPhone に送信します。

Android 側で vCard 形式でエクスポートする。 メールに添付して iPhone に送る。 iPhone 上で受信したメールの添付ファイルをタップしてインポートする。

iPhone上で受信したメールの添付ファイルをタップしてインポートします。

以下のようになり完全移行完了しました。

完全移行完了。

 

👥 Mac (パソコン) を利用して完全移行する

Mac上でやるとファイル移動の手間がかからず、複数のGoogleコンタクトアカウントを持っているときなどにも柔軟に操作できます。

GoogleコンタクトデータをAndroid、Mac、iPhone の3つで同期(共有)しているところから始めてみます。

連絡先データはすべてGoogleコンタクトに保存する。 メールの設定との関係もある。 デフォルトのアカウントの設定で新規保存先をGoogleアカウント側に向けておく必要がある。

iPhoneで Googleアカウントを無効化 します。

iPhone で Googleアカウントを無効化します。

Mac と iPhone で iCloudを有効化 します。

Mac と iPhone で iCloud を有効化します。

Mac上で、Googleコンタクト や 同期済みの連絡帳アプリ からエクスポートします。

Mac 上でGoogleコンタクトや連絡帳アプリからエクスポートする。 Mac 上でやるとファイル移動の手間がかからないので簡単です。

ブラウザからは、Googleコンタクトからエクスポートです。
Mac上で、Googleコンタクト や 同期済みの連絡帳アプリ からエクスポートします。

連絡先アプリでは、メニューから以下でエクスポートします。


[ファイル]

  ↓

[書き出す]

  ↓

[vCardを書き出す]

Mac上で、Googleコンタクト や 同期済みの連絡帳アプリ からエクスポートします。

続いて、パソコン上で エクスポートして不要になった Googleコンタクトアカウントを無効化します。

メニューから、


[連絡先]

  ↓

[環境設定]

  ↓

[アカウント]

  ↓

(Googleコンタクトアカウントを選択)

  ↓

[このアカウントを有効にする] をOFF

パソコン上で Google コンタクトを無効化します。

エクスポートしたvCardファイルを iCloud連絡先にインポートします。

先に、パソコン上で Google コンタクトを無効化する。 iCloud 側にインポートする。
メニューから以下でインポートです。


[ファイル]

  ↓

[読み込む]

  ↓

(vCardファイルを選択)

お疲れさまです。完全移行完了です。

Google と Apple のクラウドを利用した連絡先データ連携系統がくっきり2つに分かれました。

iPhone上では、Googleコンタクトを利用せずに連絡先データを使えるようになります。

完全移行完了。

iCloud 連絡先 にデータを完全移行することで、Googleコンタクトの設定は関係なしに、Appleデバイス間で連絡先データを共有できます。

クラウド側のデータを参照するアプリによって制限があるのがややこしくさせています。

Googleコンタクト から iCloud連絡先 へ完全移行する手順 - 連絡先 / コンタクトの使い方まとめ

まあ、サードパーティアプリでできるのだろうが、まずは、Google、Apple それぞれの意図意向を把握しておきます。

👉 連絡先をクラウド上に保存する - 連絡先 / コンタクトの使い方まとめ その1【Android / iPhone】 
👉 Google コンタクト データをAndroid と iPhone で共有する - 連絡先 / コンタクトの使い方まとめ その2【Android / iPhone】 
👉 連絡先アプリ 必ず把握しておくべき全設定画面別使い方メモ- 連絡先 / コンタクトの使い方まとめ その3【Android → iPhone】 
👉 iPhone連絡先アプリ だけが iCloud連絡先 のデータをエクスポートできない件 


連絡先をクラウド上に保存する - 連絡先 / コンタクトの使い方まとめ その1【Android / iPhone】

Android や iPhone 端末の連絡先の使い方を整理しておきます。

概念的に理解しておくと、今後の使い方や仕様の変更にも対応できると思います。

Android や iPhone 端末の連絡先の使い方を整理しておきます。

インターネット経由のクラウド上に実体を保存することで、別端末やパソコンからも連絡先データを参照できるようになります。

インターネット経由のクラウド上に実体を保存することで、別端末やパソコンからも連絡先データを参照、編集できるようになります。

👉 RFC 6352 - CardDAV: vCard Extensions to Web Distributed Authoring and Versioning (WebDAV) 

👉 RFC 2518 - HTTP Extensions for Distributed Authoring -- WEBDAV 

Android、iPhone 端末に置き換えてみると、以下のようになります。

モバイル デバイスやパソコンと同期させる

Android では、「Googleコンタクト」をインストールします。

Googleコンタクト

重要: 職場や学校の Google アカウントを使用している場合、役職などの連絡先情報をすべて取得するには連絡帳アプリをダウンロードします。

👉 Google コンタクト - Google Play のアプリ 
👉 Google コンタクトをモバイル デバイスやパソコンと同期させる - パソコン - 連絡先 ヘルプ 

iPhone では、iCloud の 連絡先 を オン にします。

Apple iCloud 連絡先 オン

1. 「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」の順に選択します。
2. 「連絡先」をオンにします。
3. 「結合」するか「キャンセル」するかを確認する画面では、「結合」をタップします。

ちなみに、iCloud の 連絡先 を オフ にすると、端末側にデータを残すかどうか、が選択できます。

ちなみに、iCloud の 連絡先 を オフ にすると、端末側にデータを残すかどうか、が選択できます

👉 iCloud 連絡先の設定と使用 - Apple サポート (日本) 

クラウド化ができていると以下リンクからパソコンブラウザで連絡先を参照、編集できるようになります。

👉 Google コンタクト 
👉 iCloud連絡先 

👉 Google コンタクト データをAndroid と iPhone で共有する - 連絡先 / コンタクトの使い方まとめ その2 【Android / iPhone】 
👉 連絡先アプリ 必ず把握しておくべき全設定画面別使い方メモ- 連絡先 / コンタクトの使い方まとめ その3 【Android → iPhone】 
👉 Googleコンタクト から iCloud連絡先 へ完全移行する手順 - 連絡先 / コンタクトの使い方まとめ その4 【Android → iPhone】 
👉 iPhone連絡先アプリ だけが iCloud連絡先 のデータをエクスポートできない件 


入力ソース (英数/かなモード) を自動で切り替える

うざいです、これ。

入力ソース (英数/かなモード) を自動で切り替える

一日に何度も日本語モードのまま英数を入力しています。

どうにかしたいです。

 

「書類ごとに入力ソースを切り替える」

まずは、macOS の設定で自動切り替えする方法です。


システム環境設定

  ↓

キーボード

  ↓

入力ソース

書類ごとに入力ソースを切り替える

開いている各ウィンドウで利用していた入力ソースを覚えていますので、フォーカスを変えるとそのウインドウの入力ソースに自動的に切り替わるようになります。

逆に、勝手に切り替わる、と思える場合はここを確認するといいかもしれません。

👉 書類ごとに異なる日本語入力ソースとは - Apple コミュニティ 
👉 入力について - Apple コミュニティ 

 

iTerm 「Send text at start」

もう一つの方法は、ターミナルアプリの iTerm の設定で起動時に切り替える方法です。


Preferences

  ↓

Profiles

  ↓

General

iTerm 「Send text at start」

「Send text at start」の欄に以下のスクリプトを書きます


osascript -e 'tell application "System Events" to key code 102'

キーコード 「102」 は 「英数」 キーです。(ちなみに 「104」 は 「かな」。)

これで、iTerm 起動時に、スクリプトが実行され、英数キーが押された状態となりますので、そのままお好きな英数のコマンドをどうぞ。

osascript -e 'tell application "System Events" to key code 102'

👉 iTermの起動時に日本語入力をOFFにする | blog.teapla.net 
👉 Documentation - iTerm2 - macOS Terminal Replacement 
👉 「Key Codes」 is a little utility that displays the key code, unicode value, and modifier keys state for any key combination you press. If you're a developer, this might be useful to you.