仮想オーディオデバイスと各音声の流れを整理します。
macOS版OBSでは「デスクトップ音声」を受け取ることができません。
一方、「マイク音声」は「Built-in Microphone」として受け取ることができます。

なので、配信時の音声は、「マイク音声」のみとなります。
簡単な図にするとこうなります。

デスクトップ音声も流したいですよね。
そこで、仮想オーディオデバイスを使います。
OBSは仮想オーディオデバイスを受け取ることができます。
今回は仮想オーディオデバイスとして SoundFlower の代替として BlackHole を使います。
👉 ExistentialAudio/BlackHole: BlackHole is a modern macOS virtual audio driver that allows applications to pass audio to other applications with zero additional latency. 
インストールすると、BlackHoleを経由したデスクトップ音声をマイク音声2として受け取れるようになります。


この状態では、パソコンのスピーカーからデスクトップの音声は聞こえないので、AUDIO MIDI設定から複数出力装置を作成して内蔵出力(パソコンのスピーカー)にも流れるように分岐します。


これでマイクとデスクトップの音声をOBS経由で配信や録画することができるようになりました。

大まかに各音声の流れを掴みながら細かい設定をしていくと混乱せずに設定していくことができます。
詳細設定は画面キャプを参考にいけると思います。
👉 OBS出力から 仮想カメラ デバイス を作成する【macOS】 
👉 【OBS】複数のURL/APIキーを管理させる - YouTube 
👉 Soundflower と Audio MIDI設定 
👉 How to setup OBS on macOS Catalina using BlackHole - YouTube 
👉 このサイト内で「OBS」で検索する 