今回は、その中でも特に重要な 7 つのヒントをご紹介します。
1. メニューは短く簡潔に
モバイル ユーザーは、長いメニューをスクロールしないと目的の項目にたどり着けないサイトは好みません。メニュー項目はできるだけ簡潔にしましょう。
2. トップページには簡単に戻れるように
今回の調査で、ページ最上部のロゴをタップしてホーム ページに戻ろうとするユーザーが多く見られました。ユーザーがすぐにトップ ページに戻れる導線を意識しましょう。
3. すぐに目につく場所にサイト内検索を設置
サイトでの目的がはっきりしているユーザーほど検索を利用します。モバイル ユーザーが最初に探す機能の 1 つが検索です。今回、調査対象ユーザーから最も良い反応が得られたのは、ページ最上部にはっきりと表示されたオープン テキスト形式の検索ボックスでした。
4. シンプルな入力方法を提供する
サイトでユーザーに情報を入力してもらう場合、できるだけユーザーの負担を減らす方法を考えましょう。選択肢が少ない場合は、大きいアイコンをタップするだけで済むように、選択肢が多い場合は、プルダウンが最も簡単です。日にちを選ばせる場合には、カレンダーを表示しましょう。
5. 拡大・縮小いらずで見やすく表示
多くの調査対象ユーザーは、画面を拡大または縮小しなければならない時に不満を感じ、この操作により重要なメッセージを見逃してしまいました。ユーザーがコンテンツのサイズを変更しなくてすむようにモバイル サイトを設計しましょう。一部のモバイル サイトは、画面上で拡大縮小を行えないようにしていました。
6. 最適な画面の向きを知らせ
小さい文字を読んだり、動画を観るなど、何かきっかけがない限り、調査対象ユーザーは常に同じ向きで画面を表示する傾向があります。横向きと縦向きの両方に対応できるサイトを設計するか、最適な画面の向きをユーザーに知らせてください。
7. 別のウィンドウに移動させない
モバイルではウィンドウの切り替えが面倒なので、ユーザーがサイトに戻ってこないリスクが高くなります。次のページに進んだり、コンテンツの内容が変わっても、同じウィンドウ内で表示する工夫をしましょう。
ご紹介した全てのヒントに共通しているのは、「モバイル ユーザーは目的がはっきりしている」という点です。モバイル ユーザーがモバイル サイトに求めるのは、目的のコンテンツやサービスをすぐ、簡単に、思いどおりの方法で手に入れること。コンテンツの魅力を損なうことなく、モバイル ユーザーの状況やニーズを考慮してサイトを設計することが成功の秘訣です。
以上, Google からのメールの抜粋.