ライブラリのメソッド数などをあらかじめ確認できる「METHOD COUNT」

外部ライブラリのメソッド数 (65k問題) を確認するにはコマンドラインツールがありますが.

JesusFreke / smali — Bitbucket

Home · JesusFreke/smali Wiki

それを利用した 便利なshスクリプトも Gist にありますが.

`classes.dex` method count helpers.

それを内部で利用しているかはわかりませんがそんなWEBサービスがあります.

Methods_Count_-_Your_solution_for_a_perfectly_fit_APK

Methods Count - Your solution for a perfectly fit APK

検索欄からパッケージ名を入力しようとするとサジェスチョンしてくれます.

Methods_Count_-_Your_solution_for_a_perfectly_fit_APK

依存するライブラリのメソッド数や jar/dex のサイズも各バージョン別に確認することができます.

Methods_Count_-_Your_solution_for_a_perfectly_fit_APK

IDE向けのプラグインもあるようです.

Methods_Count_-_Your_solution_for_a_perfectly_fit_APK

実際に追加・ビルドする前にライブラリを選定する目安にもなるので便利に使えます.


Android お手軽なビルド時間の短縮メモ

何回もググってるのでメモ.
ファイル別コピペ用.

build.gradle

mavenCentral() でなく jcenter() を使う.
[File] - [Project Structure] - [Project]
Project_Structure

buildscript {
  repositories {
    jcenter()
  }
...
allprojects {
  repositories {
    jcenter()
  }
}

gradle.properties

メモリ調整など.
[Preferences] - [Build] - [Compiler]
Preferences_and_gradle-wrapper_properties

org.gradle.jvmargs=-Xmx2048m -XX:MaxPermSize=512m -XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryError
org.gradle.parallel=true
org.gradle.daemon=true
org.gradle.configureondemand=true

gradle-wrapper.properties

Gradle は最新版を使う.
[File] - [Project Structure] - [Project]
Project_Structure

#Mon Dec 28 10:00:20 PST 2015
distributionBase=GRADLE_USER_HOME
distributionPath=wrapper/dists
zipStoreBase=GRADLE_USER_HOME
zipStorePath=wrapper/dists
distributionUrl=https\://services.gradle.org/distributions/gradle-2.10-all.zip

その他

- ライブラリをオフライン
- profile でチェック
- assemble exclude

随時更新していこう.

Speeding up Gradle builds


オプションに「--profile」をつけて Run時間が1分から2秒になった話

開発中に何十回, 何百回と端末またはエミュレータで動かしてテストしていると思います.

回数が多い分, 数十秒でも大きく生産性に影響します.

Terminal からの選択しながらのビルドや Gradle コンソールで詳細を確認したりする方法は, まあ, あるっちゃああるけどもいちいちそんなの調べてやるのもなんだかめんどくさかったりして.

「ビルド時間の短縮」というようなキーワードでググればまあそれなりに似たような結果がみつかる.

Android お手軽なビルド時間の短縮メモ

今回, なんとなくいちいちHTMLで結果が出力されるという

「コマンドラインオプションに --profile をつける」

というのをなんとなくやってみたら, Runから実行までの時間が 1分から2秒 になったのでまあ書いてみるが.

Preferences

とするだけ.

「Run」するたびにHTMLで, build/reports/profile/ 以下 にそれぞれにかかった時間をまとめたHTMLファイルが出力される.

AnalyticsApplication_java_-_Android_Studio_2_0_Beta_6

閲覧するには, Run後出力されたHTMLから右クリックでブラウザを起動するといい.

Android_Studio_2_0_Beta_6

こんなかんじで出力された.

Profile_report

Profile_report

50秒のうち45秒が「Crashlystis」の処理に使われている.

デバッグ時には, このような処理は当然必要ない.

しかも謎なのは Fabric は使っているが Crashlytics は使っていないのだが.

この処理を殺す.

-_Android_Studio_2_0_Beta_6

その後結果.

Profile_report

Profile_report

いろいろ謎なことは多いが, オプション「--profile」をつけるだけで一回の「ビルド→実行」時間が数十倍に短縮された.

やみくもにググるよりか, いわゆる「ログ」のような「profile」を見ながらググるほうが効率的.

なぜなら, GUIダイアログから「--profile」と入力しておくだけだもの.