ビルド時間を計測・比較したいときの gradle(w) オプション

Terminal 開いてから。


./gradlew --profile --offline --rerun-tasks --max-workers=4 assembleDebug

👉 Compose におけるデベロッパーのエルゴノミクス  |  Jetpack Compose  |  Android Developers hatena-bookmark

結果がHTMLで出力されます。

Profile report Profiled build: assembleDebug

各オプションの意味については以下。

--profile
Generates a high-level performance report in the $buildDir/reports/profile directory. --scan is preferred.

--offline
Specifies that the build should operate without accessing network resources.

--rerun-tasks
You can force Gradle to execute all tasks ignoring up-to-date checks

--max-workers
Sets maximum number of workers that Gradle may use. Default is number of processors.

👉 Command-Line Interface hatena-bookmark

実行前にクリーンするのがいいそうです。


// On Mac or Linux, run the Gradle wrapper using "./gradlew".
gradlew clean

gradlew --profile --offline --rerun-tasks assembleFlavorDebug

👉 ビルドのプロファイリングを行う  |  Android デベロッパー  |  Android Developers hatena-bookmark


./gradlew clean && ./gradlew --profile --offline --rerun-tasks --max-workers=4 assembleDebug

10回やってみてどうなるか。

ある平均的なぶれのないビルド時間になりますかね。


【Jetpack Compose】Icon() や Image() で ImageVector をより便利に使う

コード記述のみでベクターのマテリアルアイコン使えます。

drawable の作成が不要なので便利、変更もしやすいです。


Icon(
  imageVector = Icons.Filled.Favorite,
  contentDescription = null
)


Image(
  imageVector = Icons.Filled.Favorite,
  contentDescription = null
)

悪い点としては、

絵柄が49個しかない

絵柄を見ながら選択できない

というところでしょうか。

対応策を考えてみましょう。

 

絵柄が49個しかない

compose 公式のアイコン群(2500個以上)を追加できます。


implementation "androidx.compose.material:material-icons-extended:x.y.z"

エディタのサジェスチョンも大量に増えます。

androidx.compose.material:material-icons-extended

ただ、少し読み込みが遅い。

そこらへんは、公式に注意点があります。

警告: material-icons-extended は大規模なライブラリであり、APK のサイズに影響する可能性があります。そのため、製品版ビルドでは R8/Proguard を使用し、使用されていないリソースを取り除くことを検討してください。また、サイズが大きいために、開発中は、プロジェクトのビルド時間と Android Studio のプレビューの読み込み時間が増加する可能性があります。

👉 Compose のリソース  |  Jetpack Compose  |  Android Developers hatena-bookmark

サイズにも注意する必要があるようです。

 

絵柄を見ながら選択できない

これがすごく困ります。

別で、WEB画面を開くか、Android Studio の Vector Asset Tool を開くかして、絵柄を見て選択して、その名前から、サジェスチョンさせる、くらいしか方法がない。なんかいい方法あったら教えなさいよ。

Material Symbols and Icons - Google Fonts

👉 Material Symbols and Icons - Google Fonts hatena-bookmark

 Vector Asset Tool



将来的には、ライブプレビュー(今現在はリテラルのみ)ですばやく見れるようになるのかもしれません。

Android Studio Electric Eel 以降では、ライブ編集を使用して Compose の開発を高速化できます。ライブ編集は、リテラルのライブ編集をより強力にしたものです。この機能では、プレビューを自動的に更新し、コードの変更をエミュレータまたはデバイスにデプロイすることで、コンポーザブルの更新の影響をリアルタイムで確認できます。

 

👉 Compose のツール  |  Jetpack Compose  |  Android Developers hatena-bookmark

 

まとめ

将来性を見越して、ImageVector を使って


@Composable
fun LikeButton() {
  Button(onClick = {}) {
    Icon(
      imageVector = Icons.Filled.ThumbUp,
      contentDescription = null
    )
    Spacer(Modifier.size(ButtonDefaults.IconSpacing))
    Text("Like")
  }
}

と書きたいです!

Icons.Filled.ThumbUp

ちなみに、これまでのように ベクター drawable を作成して、id で使う記述もできます。


Icon(
  painter = painterResource(id = R.drawable.ic_baseline_favorite_24),
  contentDescription = null
)

しかし、変更時に drawable 消し忘れでゴミが溜まりそう。

あと、

Icons.Default は Icons.Filled のエイリアス

だそうです。

👉 Android Jetpack Compose Icons doesn't contain some of the material icons - Stack Overflow hatena-bookmark

👉 【Jetpack Compose】Compose Settings で数分で設定画面を作る hatena-bookmark


Jetpack Compose Codelabs の日本語ページの説明とGitHub内サンプルコードが違う件

Jetpack Compose Codelabs

👉 Jetpack Compose Codelabs hatena-bookmark

各タイトルのリンクから飛べるドキュメントを見る限り、文章が全く違い、英語ページと日本語ページの最終更新日が数ヶ月違います。

仕様の変化の早い Jetpack Compose ではつらいです。

以下、2022-06-11 現在。

日本語の説明ページの翻訳作業が遅れてるのでしょう。

問題なのは、日本語記事の説明に対して GitHub リポジトリのソースコードが違うことです。

細かく探すとあるのかもしれませんが。

Jetpack Compose Codelabs

Jetpack Compose Codelabs

👉 State in Jetpack Compose hatena-bookmark

Jetpack Compose Codelabs の日本語ページが古い件

👉 tree/end - Jetpack Compose Codelabs hatena-bookmark

あと、説明ページの表示が10秒くらいかかるの何でなんだろ?