データを移行せずに捨ててしまうのなら、以下でいいのですが。
Room.databaseBuilder(context, RepoDatabase.class, DB_NAME)
.fallbackToDestructiveMigration()
.build();
きっと捨てることができませんよね。
テーブル定義を変更しながら、データを移行しますよね。
Room.databaseBuilder(context, RepoDatabase.class, DB_NAME)
.addMigrations(FROM_1_TO_2)
.build();
static final Migration FROM_1_TO_2 = new Migration(1, 2) {
@Override
public void migrate(final SupportSQLiteDatabase database) {
database.execSQL("ALTER TABLE Repo
ADD COLUMN createdAt TEXT");
}
};
database.execSQL()でSQLをベタに実行しながらデータを別テーブルにRENAME後、CREATE→INSERT→DROP というかんじでスキーマを変更していますが。
すると、こんなのに遭遇します。
java.lang.IllegalStateException: Room cannot verify the data integrity. Looks like you’ve changed schema but forgot to update the version number. You can simply fix this by increasing the version number.
データベースのバージョンナンバーは上げることは、まあ上げるとして、それでもインデクスなどうまく意図通りに移行できてない場合があります。
データモデルにアノテーションで記述した「Room が利用しようとしているスキーマ」と、Migration部分にベタ記述した「SQLiteのスキーマ」が合致しないといけません。
また、最近のAndroidでは、.dbファイルが、OS上で取り回しづらく、実態を把握しづらかったりします。
Roomが認識しようとしているテーブルスキーマは以下で書き出すことができます。
android {
javaCompileOptions {
annotationProcessorOptions {
arguments = ["room.schemaLocation":
"$projectDir/schemas".toString()]
}
}
}
}
"tableName": "Repo",
"createSql": "CREATE TABLE IF NOT EXISTS `${TABLE_NAME}` (`id` INTEGER NOT NULL, `name` TEXT, `url` TEXT, PRIMARY KEY(`id`))"
モデルクラスに記述したアノテーションのRoomが認識している状態(expected)をSQLで書き出してくれます。
これと、MIGRATION部分のベタSQL(found)を比較すると、意味が分かってきます。
複数フィールドに対してのUNIQUE なインデクスなど、公式ドキュメントとは違う内部的絶賛更新中な処理な部分など、書き出してみると先に進むことができます。
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