いつも楽しい @fukuyuki さんの記事でー
「URLを起動するだけのAndroidアプリを量産する無料Webサービス」を作りました。
おもしいです。つかってみましたしw
どうなってるのかというと,
こんなアプリが作成されます。
起動すると,こんな画面が表示されて,
一定時間が経過すると,
登録したURLのWEB画面がブラウザで表示されると,
というシンプルでつかいやすいアプリのようです。
しかもこれ公式マーケットにもアップロードできて,
世界中の人々に配布できるということは,
野良ではないよなあ。
ということは,「飼い主」というか,
「開発者の署名」がapkファイルの中に含まれてるよなあ。
でみてみました。
$ jarsigner -verify -verbose -certs url2apk*
491 Sat Sep 03 11:51:46 JST 2011 META-INF/MANIFEST.MF
612 Sat Sep 03 11:51:46 JST 2011 META-INF/WEBBOOTE.SF
1031 Sat Sep 03 11:51:46 JST 2011 META-INF/WEBBOOTE.DSA
sm 4896 Sat Sep 03 11:51:48 JST 2011 res/drawable/icon.png
X.509, CN=webbooter, OU=webbooter, O=webbooter, L=tokyo, ST=tokyo, C=jp
[証明書は 10/10/07 21:56 から 38/02/22 21:56 まで有効です]
sm 3967 Sat Sep 03 11:51:48 JST 2011 res/drawable/wall.png
X.509, CN=webbooter, OU=webbooter, O=webbooter, L=tokyo, ST=tokyo, C=jp
[証明書は 10/10/07 21:56 から 38/02/22 21:56 まで有効です]
sm 636 Sat Sep 03 11:51:46 JST 2011 res/layout/main.xml
X.509, CN=webbooter, OU=webbooter, O=webbooter, L=tokyo, ST=tokyo, C=jp
[証明書は 10/10/07 21:56 から 38/02/22 21:56 まで有効です]
sm 1456 Sat Sep 03 11:51:46 JST 2011 AndroidManifest.xml
X.509, CN=webbooter, OU=webbooter, O=webbooter, L=tokyo, ST=tokyo, C=jp
[証明書は 10/10/07 21:56 から 38/02/22 21:56 まで有効です]
sm 1296 Sat Sep 03 11:51:48 JST 2011 resources.arsc
X.509, CN=webbooter, OU=webbooter, O=webbooter, L=tokyo, ST=tokyo, C=jp
[証明書は 10/10/07 21:56 から 38/02/22 21:56 まで有効です]
sm 4152 Sat Sep 03 11:51:46 JST 2011 classes.dex
X.509, CN=webbooter, OU=webbooter, O=webbooter, L=tokyo, ST=tokyo, C=jp
[証明書は 10/10/07 21:56 から 38/02/22 21:56 まで有効です]
s = 署名が検証されました。
m = エントリがマニフェスト内にリストされます。
k = 1 つ以上の証明書がキーストアで検出されました。
i = 1 つ以上の証明書がアイデンティティスコープで検出されました。jar が検証されました。
おお!
しっかり署名が含まれてるw
これって意味的には,
「だれかが作ったアプリは,
マーケット登録者に渡せば公式マーケットで公開できる。」
ということですよね。
もちろん,「野良アプリ」として
WEB上に放置しておくこともでけます。
Androidマーケットの規約的に微妙なコンテンツも、こういった形だと現状はセーフっぽいです。コンテンツなどは、この方法を使うことが多いです。いまいち、レギュレーションは良く分からないので、生き残っている他社さんのコンテンツを見た上で、適当にご判断ください。
なんとなく想像できるのは,
村上さんの記事にもあるように,
カタログとか電子書籍とかそんなアプリを
中身を入れ替えたりデザインを多少変更したり
しながらそれなりの料金で開発していたような
開発案件とか今後どうなるのかと。
「定型化されたアプリとかは,WEBサービスで作成すればよい。」
というかんじになるのでしょうか。
で,このサービスで生成されるAPKのアプリのように
「アイコンをタップするだけで,ブラウザ起動して特定のURLを表示する」
という仕組みはAndroidでは
よくあるアプリサンプルの「Hello,Worldを表示するやつ」
を利用して数行変更するだけで作成できたりします。
(AndroidManifest.xmlでパーミッションもね。)
Intent bi = new Intent(Intent.ACTION_VIEW,
Uri.parse("http://www.google.com"));
startActivity(bi);
なんとなく,
こーゆー「APKコンパイル&エクスポートサービス」が
もしかしたら,主流になっていくのかもしれません。
てか,もうやってるとこあるよなあw