あたしは,NexusOneなのですが,慢性のアプリ領域の不足に悩んでいました。
最近のAndroid端末は,ハードな容量が大きいのでこんなことはないのかも知れません。
で,アプリをSDカードにFroyoぐらいから移動できるようになったときに,16GBのSDカードを購入したのですが,実際アプリの一部がSDカードに移動するだけでそんなに意味がなかったりしていました。
実際アプリにはSDカードカードへの移動できないアプリとかウィジェット系のアプリとかはSDカードに移動できませんでした。
App 2 SD (move app to SD) - Android マーケット
で,この 「Application to SD card」ですが,実はシステム的にはいろんな移動する方法があったりします。
仙石浩明の日記: Android 端末 (Nexus One) でアプリを SDカードの ext3 パーティションにインストールする (Apps 2 SD)
で,それぞれどーゆーことかなあと。
apps2EXT
SDカード上のセカンダリextパーティションにアプリを置いて動かすのだが,設定が困難であるという欠点を持っている。
Google's apps2SD
Googleが提供する公式ネイティブ移動機能。Froyo以降に導入されたやつ。
開発者がアプリに指定設定しているので,移動でききるかどうかは開発者に支配されている。
CyanogenModのapps2SD
CyanogenMod 6 +ネイティブGoogleの方式を取り、それを向上させて、もはやアプリケーションの開発者が明示的にアプリケーションを移動できるかどうかを述べるために必要としない、とユーザーに戻ってその制御を与える。ユーザは、開発者のメソッドをオーバーライドし、SDカードにアプリを強制的に選択することができます。
で,あたしはrootedにしていたので「CyanogenMod」てのを入れてみましたよ。
CyanogenMod | Android Community Rom based on Gingerbread
これまで,SDカードに移動できなかったヘビー級のアプリをじゃんじゃん移動できるようになったりします。
内部ストレージの空き容量がどんどん増えていきます。
Evernoteはウィジェットを利用したいので,本体側に置いたままにしています。
強制移動されたSD側のアプリたちは,こんなかんじに。
まあその,カスタムROMってどうなのよ,とか思ったりするのですが,実際OSのロックを外してrootedにしていたあたしとしては,次回のOSアップデート時の標準の戻す作業がめんどくせー的な件もあったりで,さらに今回さらにまた「オープンソースはすげえ」というふうに見直したりしました。
やけくそに近い思いっきりもたまには必要かも,とかね。
CyanogenMod(シアノジェンモッド) - 伊藤浩一のW-ZERO3応援団