SparseArray error: Call requires API level S : SparseArray.set()【Kotlin】

こんなの出ましたけど。

SparseArray error: Call requires API level S : SparseArray.set()

どうしましょう。

また、アノテーションつけて、SDKバージョンによる分岐ですか?

内容

API level 1 からある SparseArray ですが、set メソッドが API level 31 (Android 12/S) で追加されています。

Alias for put(int, java.lang.Object) to support Kotlin [index]= operator.

👉 SparseArray  |  Android Developers 

set was added in Android 12 and is just a copy of the put function, which you can freely use instead.

setはAndroid12で追加されたもので、関数の単なるコピーであり、put代わりに自由に使用できます。

The reason they copied the function with a different name is so array access syntax can work in Kotlin. When the Kotlin compiler sees a function in a Java class with the name set and two parameters, it allows it to be called using array syntax like this:

配列アクセスがKotlinで機能できるようにするためです。Kotlinコンパイラが名前setと2つのパラメータを持つJavaクラスの関数を検出すると、次のような配列構文を使用して関数を呼び出すことができます。


mySparseArray.put(3, someObject)

// is the same as
mySparseArray[3] = someObject

But since they only added it in Android 12, it is not practical to use the new function if you are targeting anything less than Android 12 (sdk version 31), so it will take a few years to become useful.

ただし、Android 12でのみ追加されているため、Android 12(sdkバージョン31)未満をターゲットにしている場合は、新しい機能を使用するのは実用的ではありません。そのため、使用できるようになるまでに数年かかります。

In my opinion, it was a mistake to add this function to the base class, because now it is impossible to use array access syntax for a few years until it finally becomes sensible to make SDK 31 the minSdkVersion. Before they added it, it was possible to use an extension function to have this functionality, but now an extension function cannot be used because its name would shadow the one in the base class. Also, lint doesn't show an error for the array access syntax, so it will crash at runtime if you use it. They should have put this in as an extension function in androidx-core-ktx.

私の意見では、この関数を基本クラスに追加するのは間違いでした。SDK31を最終的に実用化するまで、数年間は配列アクセス構文を使用できなくなったためminSdkVersionです。追加する前は、拡張関数を使用してこの機能を使用することは可能でしたが、その名前が基本クラスの拡張関数をシャドウするため、拡張関数を使用できなくなりました。また、lintは配列アクセス構文のエラーを表示しないため、使用すると実行時にクラッシュします。彼らはこれを拡張関数として androidx-core-ktx に入れるべきでした。

Edit: Looks like maybe this is fixed in an upcoming version, if I'm understanding "backport" correctly.

編集:「バックポート」を正しく理解していれば、これは今後のバージョンで修正される可能性があります。

👉 android - SparseArray error: Call requires API level S - Stack Overflow 

The core-ktx library defines extension functionSparseArray.set(). This method does not exist in the Android SDK until S, the currently in-development version. Many apps use this extension function and compile against pre-S SDKs, meaning it resolves to the library function. Such apps will run fine on earlier platform versions as well as S.

core-ktxライブラリでは、拡張関数として SparseArray.set() が定義されています。このメソッドは、Android S までのAndroid SDKには存在しません。多くのアプリはこの拡張関数を使用し、S以前のSDKに対してコンパイルしています。つまり、ライブラリの関数に解決されます。そのようなアプリは、Sだけでなく、それ以前のプラットフォームのバージョンでも問題なく実行されます。

When these apps are updated to compile against S, the Kotlin compiler will resolve calls to the S SDK function which only exists on devices running the S platform; however, these apps are expected to run against earlier platform versions. They will crash when run against pre-S platforms since the method does not exist.

これらのアプリを Android S に対してコンパイルするように更新すると、Kotlin コンパイラーは、S プラットフォームを実行しているデバイスにのみ存在する S SDK 関数の呼び出しを解決しますが、これらのアプリは以前のプラットフォームのバージョンに対して実行されます。S以前のプラットフォームで実行すると、このメソッドが存在しないためクラッシュします。

As far as I can tell, there is nothing that either app developers or the core-ktx library can do about this situation. The library cannot remove the function without breaking binary compatibility with dependent libraries and regressing functionality. The app developer cannot explicitly force Kotlin to call the extension function on earlier platforms, either in their app code or dependent libraries.

私の知る限り、アプリ開発者にもcore-ktxライブラリにも、この状況に対してできることは何もないようです。ライブラリは、依存ライブラリとのバイナリ互換性を破壊し、機能を後退させることなく、この関数を削除することができません。アプリ開発者は、アプリのコードや依存ライブラリで、以前のプラットフォームで拡張関数を呼び出すように明示的にKotlinに強制することはできません。

Extension function resolution policy of "member always wins" is problematic for Android SDKs

Android SDKでは「メンバーが常に勝つ」という拡張関数解決ポリシーが問題視されている

👉 Extension function resolution policy of "member always wins" is problematic for Android SDKs : KT-45968 

SparseArray.set was added as an alias for SparseArray.put in Android S.
Consider backporting that by rewriting SparseArray.set to SparseArray.put.

SparseArray.set はSparseArray.put のエイリアスとして Android S に追加されました。
SparseArray.setをSparseArray.put に書き換えてバックポートすることを検討するべし。

👉 Backport SparseArray.set [185547135] - Visible to Public - Issue Tracker 

対処方法

put(Int, Object) の形式に戻して修正されたバージョンのSDKを待つ。


mySparseArray[3] = someObject

  ↓

mySparseArray.put(3, someObject)


日本語文字起こしに対応した「Google レコーダー」が音声入力として最強では?

最近、やっと更新されて日本語でも高精度な文字起こしができるようになりました。

👉 レコーダー - Google Play のアプリ 

レコーダーで、録音した音声を検索できます。会議、講義、バンド練習、家族の思い出など、なんでも録音して保存し、後で再生できます。レコーダーで、録音した音声の文字起こしとラベル付けが自動的に行われるため、大事な情報を簡単に見つけることができます。

✍ 編集

「語句の編集」から聞き直しながら意図する語句に編集できます。

また、録音した音声の前後の不要部分を書き起こし文字を見ながら「切り抜く」ことも可能です。

✍ 共有

以下の形式で共有することができます。

- 音声 (.m4a ファイル)
- 文字起こし (.gdoc .txt ファイル)
- 動画クリップ (.mp4 ファイル)

✍ まとめ

私がよく使うのは、テキスト編集画面から「全選択」でクリップボードへコピーしてからの好きなエディタに貼り付けです。

iPhoneやパソコンからもブラウザ経由で録音、文字起こししたアーカイブを確認できます。

👉 ブラウザ版 Recorder 

以上です。よろしくおねがいします。


Android12でアイコンを四角にする方法

Android11 では、フォントやアイコン形状などはシステムUIのテーマとしてカスタマイズできていました。

Android11 custom theme icons

👉 Android 12 is missing font and icon shape customization 

しかし、Android12では、

android12 dynamic theme

フォント変更
→ できない。

アイコンの形状変更
→ できない。

👉 Android 12 Beta 3 Changelog: All the new features and changes! 

ということで、

Android12ではアイコンは丸型だけ。四角には変更できない。

ということになります。

このことについては、上記XDAデベロッパーサイトのコメントやGoogle Issue Tracker でも悲しみのコメントが多く寄せられています。

👉 Custom Styles missing from Wallpaper and Style menu [193775634] - Visible to Public - Issue Tracker 

しかし、Google 社員がコメントしているように、

“The custom style features (font, icon shape, icon pack, and accent color) in R are being replaced by the new dynamic theming feature that we are introducing in S. We see the new dynamic theming feature as more modern and intelligent. A simple and delightful experience that we hope all users can get to enjoy.”

「カスタムスタイル機能は、Android12ではダイナミックテーマ機能に置き換えられています。よりモダンでインテリジェントなものと見なされています。すべてのユーザーにシンプルで楽しい体験をお届けします。」

と、新しいダイナミックテーマ機能は、

- モダン
- インテリジェント
- シンプル
- 楽しい

ということなので心配ないようです。

使いづらくなっただけかと思ってびっくりしていましたが、

- モダン
- インテリジェント
- シンプル
- 楽しい

ということです。

よろしくおねがいいたします。

👉 アイコンの形は四角のほうが使いやすい