OBS出力から 仮想カメラ デバイス を作成する【macOS】

自在にストリーミングデータを組み合わせできるOBSを仮想のカメラデバイスとしてオンライン会議アプリケーションから利用できたら便利です。

👉 Open Broadcaster Software | OBS 

そんなOBSのプラグインがあります。

👉 johnboiles/obs-mac-virtualcam: Creates a virtual webcam device from the output of OBS. Especially useful for streaming smooth, composited video into Zoom, Hangouts, Jitsi etc. Like CatxFish/obs-virtualcam but for macOS. 

これ最高です。

 

インストール

1. リリースページから .pkgインストーラをダウンロードして実行する。
2. OBSを起動する。起動している場合は再起動。
3. [Tools] → [Start Virtual Camera] で仮想カメラを作成する。

これで、出力先のアプリ上で、カメラデバイスとして表示され選択できるようになります。

 

互換性の問題

Slack や Zoom で使うには少し設定が必要と。

👉 Compatibility · johnboiles/obs-mac-virtualcam Wiki 

「アプリにDAL(Device Abstraction Layer)プラグインを許可させる」必要が有るようです。


$ sudo codesign -f -s - /Applications/zoom.us.app


$ sudo codesign --remove-signature /Applications/zoom.us.app/

👉 DAL plugin unable to run because of codesigning issues · Issue #4 · johnboiles/obs-mac-virtualcam 
👉 How to fix virtual camera not working problem on Zoom 

 

まとめ

この機会にOBSを自在に使えるようになると今後いろいろと役立つと思います。



👉 グリーンバック(背景布)なしでクロマキー 
👉 AndroidスマホをWEBカメラとして使う【macOS】 
👉 SoundFlowerからBlackHoleに移行してOBS接続おさらい 
👉 OBSをバーチャルカメラとして出力してZoomやTeamsで映像ソースとして認識させる方法 | 技術的な何か。 


AndroidスマホをWEBカメラとして使う【macOS】

みんな、

WEBカメラが売り切れで、

「スマホをWEBカメラとして使う」

というのをやってみたりしてるんか。


👉 iVCam - Use mobile phone as a PC webcam | E2ESOFT 


👉 Dev47Apps 

あれ、どちらのアプリも mac で使えない!(泣)

 

スマホ画面をパソコンにストリーミング

カメラアプリや鏡アプリなど写されている画面をパソコンにライブで飛ばします。

なるべくバッテリーを消費しないものがいいでしょう。


👉 Genymobile/scrcpy: Display and control your Android device 


👉 Vysor 



上記、2つとも無料アプリです。

ともに、スマホ画面をパソコンに、USBケーブルまたはWiFi経由でストリーミングすることができます。

また、パソコン上から、スマホ画面を操作することもできます。

👉 【無料】使わなくなったスマホをライブカメラにしておじいちゃんを監視したい 

 

仮想カメラ (Virtual Camera)

次は、パソコン上の画面の一部をカメラで撮影しているものと認識させ、「カメラを選択」のダイアログからWEBカメラとして選択できること、です。

ここの選択肢の中に、「仮想カメラ」として認識されて表示されればよい。

そんなアプリを2つ。


👉 CamTwist 


👉 Live video software & Virtual Webcam | ManyCam 

それぞれ、少し古かったり、有料オプションが必要だったりします。

 

まとめ

スマホをWEBカメラ代わりにするの面倒くさすぎね?

当然どれも負荷は高くなる。

フツーに zoom アプリとか入れたらダメなの?

👉 macOS Ventura で iPhone を WEBカメラ として使う hatena-bookmark
👉 OBS出力から 仮想カメラ デバイス を作成する【macOS】 
👉 ZOOM Cloud Meetings - Apps on Google Play 
👉 IP Webcam - Apps on Google Play 


Chrome ⌘S 「ページを別名で保存...」を無効化する【MacOS】

ブラウザ文字入力時に、

いきなり飛び出してくるイラッとするコレ。

私の場合、⌘(コマンド)キーを、かな↔英数 の切り替えに使ってるのですが。

この切替えの直後に「S」から始まるさ行の文字を打とうしたときに、

Chromeショートカットの「⌘+S」認識され、

「ページを別名で保存...」

が発動していたようです。

これ無効にできないか。

 

ショートカットを変更する

アプリごとのショートカットは、

MacOSの設定から変更できるようです。

「システム環境設定」
   ↓
「キーボード」
   ↓
「ショートカット」
   ↓
「アプリケーション」

から、「Chrome」を選択して

「ページを別名で保存...」 というChromeのメニューコマンドに

別のショートカットキー「⌥⌘S」を登録します。

これで、変更できました。

Chromeメニューからも確認します。

これで、

意図しない誤動作が起こらなくなります。

 

まとめ

Macアプリのショートカットは、OS側のキーボード設定内から変更できる。

FinderなどのmacOSアプリケーションのメニューコマンドに対して、独自のキーボードショートカットを作成することができます。この機能は、ほとんどのアプリケーションで同じ操作に割り当てられているグローバルなショートカットが、特定のアプリケーションのショートカットと競合している場合に使うと便利です。

👉 Macでアプリケーションのキーボードショートカットを作成する - Apple サポート