あなたの「COCOA – 新型コロナウイルス接触確認アプリ」は実は正常に稼働していない件

最近、話題ですね。

よく記事を見かけます。

新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を知らせる政府のスマートフォン向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」が、15日時点で米グーグルとアップルの基本ソフト(OS)の最新仕様に対応していないことが分かった。稼働はしているが、両社の今後のソフトの更新次第で作動停止など不測の事態に陥る恐れがある。政府は状況を把握しながら、数カ月にわたり事実上放置していた。

👉 COCOA、グーグル・アップルOS最新仕様に未対応 政府は数カ月放置 | 毎日新聞 

次原氏は第3波が到来していた1月2日、PCR検査で陽性が判明。同居する義母や、娘ら家族が濃厚接触者となった。「私はどこで感染したのか」。スマートフォンに入れていたアプリで2週間の接触状況を調べると、画面には「陽性者との接触は確認されませんでした」の文字。驚くべきことに、自分と接した家族のスマホも同様だった。
「私と接触している家族のアプリが機能しないのはおかしい。COCOAをよりどころにしている人も多いはず」。次原氏はこう考え、SNSなどでCOCOAが正常に機能しないと“告発”した。

👉 コロナ接触確認「COCOA」失敗の意味とは、IT転換促す奇貨に:日経ビジネス電子版 

厚労省の資料によると、同省はココアの開発業務を3億9000万円でパーソルプロセス&テクノロジー(東京)に随意契約で委託している。同社は日本マイクロソフト(同)など3社に計3億6800万円で再委託し、さらに2社に再々委託もされている。

👉 COCOA開発受注企業が事業費94%を3社に再委託、さらに2社に…不具合の原因企業「分からない」:東京新聞 TOKYO Web 

本アプリの保守・開発契約において厚生労働省より受託した金額のうち、昨年8月以降当社が直接担当した保守運用フェーズのプロジェクトマネジメント業務の対価相当分、1200万円を返納いたします。

👉 新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」受託金額の一部自主返納に関するお知らせ | ニュースリリース | パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 

英国政府は、ロックダウンの解除に合わせて、NHS(英国民保健サービス)のCOVID-19接触追跡アプリにCOVID-19の陽性と診断されたユーザーに対してチェックイン履歴をアップロードするように求める機能をアップデートする予定でした。

しかし、AppleとGoogleは、APIを開発した時に、アプリが位置情報サービスへのアクセス許可を求めることを禁止。今回はそれに違反するとして、アップデートが却下されたとMashableが伝えました。

👉 AppleとGoogleがUKのCOVID-19アプリのアップデートを拒否。「データシェアリングのルールを破った」として | ギズモード・ジャパン 

「バッテリーセーバー」「電池の最適化」「省電力モード」「省エネモード」「節電モード」等の省電力機能の対象からCOCOAを外す、または電池残量が少なくなった場合のみに省電力モード等に切り替わるように設定するよう求めている。

👉 COCOA、Android版アップデート。1日1回再起動が不要に - Impress Watch 

なので、今更ですが、インストールしてみました。


👉 COCOA - 新型コロナウイルス接触確認アプリ - Google Play のアプリ 

正しく稼働させるために必要なしておかなければならない、端末本体側のいくつかの設定がありますので手順とともに書いておきます。

 

BluetoothをONにする

通知バーからONにするのが一番簡単な手順でしょうか。

ONにしてなければ、アプリを開いたときに警告のダイアログが表示されます。

 

電池の最適化をしない

<ご確認いただきたい設定の例>
・「バッテリーセーバー」「電池の最適化」「省電力モード」「省エネモード」「節電モード」等の省電力機能の対象から本アプリを外す、又は電池残量が少なくなった場合のみに省電力モード等に切り替わるように設定してください。
※ メーカー・機種により設定の有無や設定変更方法が異なります。


アプリアイコン長押し

  |

[アプリ情報]

  |

[電池]

  |

[電池の最適化]

  |

[すべてのアプリ]

  |

[新型コロナウイルス 接触確認アプリ]

  |

[最適化しない]

 

バックグラウンドデータ通信を制限しない

<ご確認いただきたい設定の例>
・「データセーバー」「バックグラウンドデータ制限」等のバックグラウンドでのアプリのデータ通信を制限する機能の対象から本アプリを外してください。
※ メーカー・機種により設定の有無や設定変更方法が異なります。


アプリアイコン長押し

  |

[アプリ情報]

  |

[モバイルデータとWi-Fi]

  |

[バックグラウンドデータ]

  |

[ON]

 

COCOA動作チェッカー

株式会社ディー・エヌ・エーから公開されています。

COCOA動作チェッカーとは
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)導⼊済みスマートフォンから、接触確認に用いる信号が出ているか確認できるシステムです。

特設サイトへのアクセスには、こちらのQRコードもご活用ください。

何回か連続でやってみましたが、OK なのか NG なのか、はっきりしない。

👉 COCOA動作チェッカー 
👉 DeNA/cocoa-checker: COCOA(Covid-19 Exposure Notification System in Japan) Signal Checker / COCOA(Covid-19接触確認アプリ)動作チェッカー 

 

定期的な確認を行っているかどうか

接触確認アプリが陽性者との接触の有無について1日に1回程度の定期的な確認を行っているかどうかは、OSの設定アイコン → [Google] → [COVID-19 接触通知システム] → 画面右上のメニューボタン → [アプリによる接触確認の履歴]によりご確認いただけます。

12時間に1回通信して確認をしているようにも見えますが、果たして、Bluetooth を使った計測機能は果たして、常時正常に動いているのでしょうか。

はっきり分かりません!

正常に稼働している証拠が何も見えなくね?

何なの、このアプリ。

 

参考

【Android】端末に省電力機能やバックグラウンドデータ制限の機能が搭載されています。接触確認アプリで陽性者との接触について通知を受け取るためにはどのように設定できますか。

👉 接触確認アプリ利用者向けQ&A|厚生労働省 


Googleレンズ の起動方法まとめ【2021-04】

 

Googleアシスタント や単体 Googleレンズ アプリアイコンから起動など、これまでいくつかの起動方法がありましたけど。

今となっては、以下の3つのどれかでいいですよね。

 

ホーム画面に追加するショートカット

レンズ起動中に右上メニューからホームに置くことができます。

Googleレンズ ホーム画面に追加
👉 Googleレンズ を「ホーム画面に追加」 する方法 

他のアプリアイコンと同じようにタップすることでレンズを起動できます。

 

Googleフォトアプリ 下部ボタン

一つの画像を選択中に下部にボタンがあります。

Google フォト レンズ

これをタップするとその画像をレンズで見ることができます。

Google フォト レンズ

送られてきたQRコードなど保存している画像に対してレンズを起動できます。

👉 Googleフォト 

 

Googleカメラアプリ 対象物長押し

この方法が一番使えます。

フツーにカメラを起動して、対象を長押しするだけです。

Googleレンズ カメラから起動 長押し

Googleレンズ カメラから起動 長押し
👉 Googleカメラ - Google Play のアプリ 

 

その他

画面ロック状態からでも、すばやくカメラを起動できる「電源ボタン2度押し」と合わせて使うと便利です。


[設定]

  |

[システム]

  |

[ジェスチャー]

  |

[カメラをすばやく起動]

カメラはそのままでもQRコードを読むことができますが、読み取りがうまくいかないときは長押ししてレンズで読むとうまくいく場合がありますよ。

カメラ QRコード 読み取り

レンズ QRコード 読み取り

👉 Pixel 5で Google レンズを立ち上げる方法を教えてください 
👉 Google レンズ 


各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯

こんなPDFもいつかは消えてしまうと思うのでスナップショットをば。

👉 各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯 | 総務省 

各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯

各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯

各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯

各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯

日本国内の電波は総務省が管理しています。

スマホを購入する場合、利用可能バンドやチャンネルの確認は必須です。