Kotlin 今どきよくある JSON リクエストからのパース

数年で一気に変わってます、JSONの取り扱い処理。

GsonMoshi も不要です。

Kotlin 内蔵の serialization を使うのが良いでしょう。

👉 Kotlin/kotlinx.serialization: Kotlin multiplatform / multi-format serialization hatena-bookmark


@Provides
@Singleton
fun provideRetrofit(okHttpClient: OkHttpClient): Retrofit {
  val contentType = "application/json".toMediaType()
  val json = Json { 
    ignoreUnknownKeys = true
    isLenient = true
  } // *
  return Retrofit.Builder()
    .client(okHttpClient)
    .baseUrl(BASE_URL)
    .addConverterFactory(json.asConverterFactory(contentType))
    .build()
}

処理時に便利に設定を変えられるようになっているので、

よくあるやつを並べておきます。

https://api.cryptowat.ch/markets/prices
👉 【仮想通貨】Cryptowatch Public Market REST API を眺める hatena-bookmark

 

ignoreUnknownKeys = true

デフォルトでは、逆シリアル化中に不明なキーが検出されるとエラーが発生します。 これを回避し、ignoreUnknownKeysプロパティをtrueに設定することで、このようなキーを無視できます。

👉 kotlinx.serialization/json.md at master · Kotlin/kotlinx.serialization hatena-bookmark

公開されている WEB-API には不要なデータがたくさんあります。

それを無視するための設定です。

 

isLenient = true

デフォルトでは、JsonパーサーはさまざまなJSON制限を強制して、可能な限り仕様に準拠します(RFC-4627を参照)。 特に、キーは引用符で囲まれている必要があり、リテラルは引用符で囲まれていない必要があります。 これらの制限は、isLenientプロパティを使用して緩和できます。 isLenient = trueを使用すると、非常に自由にフォーマットされたデータを解析できます。

私はどうしても必要なときにしか使いません。

RFCに基づかないJSONは一応留意しておきたいので。

👉 kotlinx.serialization/json.md at master · Kotlin/kotlinx.serialization hatena-bookmark
👉 RFC 4627 - The application/json Media Type for JavaScript Object Notation (JSON) hatena-bookmark

 

まとめ

一度、テンプレート化しておくと、当分使い回すことができます。

調べるときに、いろいろ古い情報が多くて時間かかったので、メモとして。

👉 【Retorofit】コピペで使える NetworkModule【Dagger Hilt】 hatena-bookmark
👉 Kotlin/kotlinx.serialization: Kotlin multiplatform / multi-format serialization hatena-bookmark



ビルド時間を計測・比較したいときの gradle(w) オプション

Terminal 開いてから。


./gradlew --profile --offline --rerun-tasks --max-workers=4 assembleDebug

👉 Compose におけるデベロッパーのエルゴノミクス  |  Jetpack Compose  |  Android Developers hatena-bookmark

結果がHTMLで出力されます。

Profile report Profiled build: assembleDebug

各オプションの意味については以下。

--profile
Generates a high-level performance report in the $buildDir/reports/profile directory. --scan is preferred.

--offline
Specifies that the build should operate without accessing network resources.

--rerun-tasks
You can force Gradle to execute all tasks ignoring up-to-date checks

--max-workers
Sets maximum number of workers that Gradle may use. Default is number of processors.

👉 Command-Line Interface hatena-bookmark

実行前にクリーンするのがいいそうです。


// On Mac or Linux, run the Gradle wrapper using "./gradlew".
gradlew clean

gradlew --profile --offline --rerun-tasks assembleFlavorDebug

👉 ビルドのプロファイリングを行う  |  Android デベロッパー  |  Android Developers hatena-bookmark


./gradlew clean && ./gradlew --profile --offline --rerun-tasks --max-workers=4 assembleDebug

10回やってみてどうなるか。

ある平均的なぶれのないビルド時間になりますかね。


【Jetpack Compose】Icon() や Image() で ImageVector をより便利に使う

コード記述のみでベクターのマテリアルアイコン使えます。

drawable の作成が不要なので便利、変更もしやすいです。


Icon(
  imageVector = Icons.Filled.Favorite,
  contentDescription = null
)


Image(
  imageVector = Icons.Filled.Favorite,
  contentDescription = null
)

悪い点としては、

絵柄が49個しかない

絵柄を見ながら選択できない

というところでしょうか。

対応策を考えてみましょう。

 

絵柄が49個しかない

compose 公式のアイコン群(2500個以上)を追加できます。


implementation "androidx.compose.material:material-icons-extended:x.y.z"

エディタのサジェスチョンも大量に増えます。

androidx.compose.material:material-icons-extended

ただ、少し読み込みが遅い。

そこらへんは、公式に注意点があります。

警告: material-icons-extended は大規模なライブラリであり、APK のサイズに影響する可能性があります。そのため、製品版ビルドでは R8/Proguard を使用し、使用されていないリソースを取り除くことを検討してください。また、サイズが大きいために、開発中は、プロジェクトのビルド時間と Android Studio のプレビューの読み込み時間が増加する可能性があります。

👉 Compose のリソース  |  Jetpack Compose  |  Android Developers hatena-bookmark

サイズにも注意する必要があるようです。

 

絵柄を見ながら選択できない

これがすごく困ります。

別で、WEB画面を開くか、Android Studio の Vector Asset Tool を開くかして、絵柄を見て選択して、その名前から、サジェスチョンさせる、くらいしか方法がない。なんかいい方法あったら教えなさいよ。

Material Symbols and Icons - Google Fonts

👉 Material Symbols and Icons - Google Fonts hatena-bookmark

 Vector Asset Tool



将来的には、ライブプレビュー(今現在はリテラルのみ)ですばやく見れるようになるのかもしれません。

Android Studio Electric Eel 以降では、ライブ編集を使用して Compose の開発を高速化できます。ライブ編集は、リテラルのライブ編集をより強力にしたものです。この機能では、プレビューを自動的に更新し、コードの変更をエミュレータまたはデバイスにデプロイすることで、コンポーザブルの更新の影響をリアルタイムで確認できます。

 

👉 Compose のツール  |  Jetpack Compose  |  Android Developers hatena-bookmark

 

まとめ

将来性を見越して、ImageVector を使って


@Composable
fun LikeButton() {
  Button(onClick = {}) {
    Icon(
      imageVector = Icons.Filled.ThumbUp,
      contentDescription = null
    )
    Spacer(Modifier.size(ButtonDefaults.IconSpacing))
    Text("Like")
  }
}

と書きたいです!

Icons.Filled.ThumbUp

ちなみに、これまでのように ベクター drawable を作成して、id で使う記述もできます。


Icon(
  painter = painterResource(id = R.drawable.ic_baseline_favorite_24),
  contentDescription = null
)

しかし、変更時に drawable 消し忘れでゴミが溜まりそう。

あと、

Icons.Default は Icons.Filled のエイリアス

だそうです。

👉 Android Jetpack Compose Icons doesn't contain some of the material icons - Stack Overflow hatena-bookmark

👉 【Jetpack Compose】Compose Settings で数分で設定画面を作る hatena-bookmark