なぜ Android Studio のコピーは使いづらいのか? - 「常にプレーンテキストでコピーする」設定方法

Android Studio でテキストをコピーすると、コードの色やフォントなどの装飾(リッチテキスト)が一緒についてきます。

一見便利に見えますが、Slack やドキュメントに貼り付けたとき、意図せずスタイルが保持されてしまい、かえって見づらくなります。

特に、コードをブログやチャットに共有する場合、「ただのテキストとして貼りたいだけなのに……」という不満が出やすいです。

この問題は、標準のコピー操作(Cmd+C / Ctrl+C)がリッチテキスト形式を優先していることに起因しています。

 

🤔「常にプレーンテキストでコピーする」設定方法

この挙動は設定から変更可能です。Android Studio の Preferences(または Settings)を開いて、次の手順で設定を変えましょう:

1. メニューから Editor → General → Smart Keys に移動

2.「Copy as rich text」のチェックを外す

これで、今後 Cmd+C / Ctrl+C を押した際にも、余計な装飾を含まないプレーンテキストとしてコピーされるようになります。

特別なショートカットを使わなくても、普段通りの操作でコードだけをきれいにコピーできるので、ストレスが激減します。

 

🤔 コード共有の効率を上げるために

この設定変更は、日常的にコードを共有する開発者にとって大きなメリットになります。

Markdown に貼るとき、Google ドキュメントや Notion に記録するとき、いちいち「Copy as Plain Text」を選ぶ必要がなくなるため、作業効率が向上します。

また、受け取った側も余計なスタイルに惑わされず、コードそのものを読みやすくなります。

Android Studio はデフォルトで「見た目のきれいさ」を重視しますが、実際の開発現場では「シンプルで確実な共有」が求められる場面も多いです。

このような小さな設定変更が、日々の開発体験を大きく快適にしてくれます。

 

🤔 まとめ:小さな設定で大きな快適さを

Android Studio のコピー動作は、初期設定のままだと意図しないリッチテキスト形式でのコピーとなり、共有時に不便を感じがちです。

しかし、「Copy as rich text」のチェックを外すだけで、常にプレーンテキストとしてコピーできるようになり、

コード共有が格段にスムーズになります。

日々のちょっとしたストレスを減らし、開発に集中するためにも、ぜひ一度この設定を見直してみてください。


Mac OS Sequoia 15.4 で Android Studio を含む IDEA系 IDE が起動できないとかクラッシュの件

いろいろ問題起きてます。

Android Studio など IDEA Intellij 系 IDE すべて起動できない。

 

🤔 JBR の入れ替え

同梱されているブートに利用されているJBRを変えなさい、と。

👉 IntelliJ-based apps (and Fleet) crashes on macOS 15.4 Beta 3 (developer beta) : JBR-8422

仕方なく記述されているリンクから入れる。

👉 Mac に Homebrew で OpenJDK11 を インストール する


❯ java -version
openjdk version "21.0.6" 2025-01-21
OpenJDK Runtime Environment JBR-21.0.6+9-895.105-jcef (build 21.0.6+9-b895.105)
OpenJDK 64-Bit Server VM JBR-21.0.6+9-895.105-jcef (build 21.0.6+9-b895.105, mixed mode, sharing)

私の場合これだけでは起動できませんでした。

 

🤔 Sequoia 新機能 キーボードショートカット

便利な新機能なのですが。


これが影響していました。

すべて OFF に。

👉 IDEa crashes at startup on macOS if macOS keyboard shortcuts for Window tiling have been changed : JBR-8562

これでいけた。

いったん OS ログアウトするといけるようになる。

 

🤔 まとめ

2つの問題を乗り越えてやっと起動できるようになりました。

まだ待ったほういいかもしれん。

他にもいろいろありそう。

 

🧑🏻‍💻 追記: 2025-04-23

👉 【Fixed】Android Studio startup crashes on macOS 15.4 Sequoia


GitHub + SSH で複数アカウント切替え

Git HTTPS Credential Helper がややこしいので SSH に切り替える。

GitHub リポジトリを指す remote origin の変更が必要となりますので、ざっくり概要を見ておきます。


# HTTPS 利用していたとする
git remote -v
> origin https://github.com/OWNER/REPOSITORY.git (fetch)
> origin https://github.com/OWNER/REPOSITORY.git (push)

# SSH 形式の URL に変更
git remote set-url origin [email protected]:OWNER/REPOSITORY.git

# 確認
git remote -v
# Verify new remote URL
> origin [email protected]:OWNER/REPOSITORY.git (fetch)
> origin [email protected]:OWNER/REPOSITORY.git (push)

👉 リモートリポジトリを管理する - GitHub Docs

🧑🏻‍💻 手順

1. 鍵をPC側で作成。


❯ ssh-keygen -t ed25519 -C [email protected] -f ~/.ssh/id_ed25519_main

👉 新しい SSH キーを生成して ssh-agent に追加する - GitHub Docs

2. GitHub にログインして貼る。Authentication keys


❯ pbcopy < ~/.ssh/id_ed25519_main.pub

👉 SSH and GPG keys - GitHub

3. ~/.ssh/config を設定する。


❯ vi ~/.ssh/config

Host github-main
  HostName github.com
  User git
  Port 22
  IdentityFile ~/.ssh/id_ed25519_main
  TCPKeepAlive yes
  IdentitiesOnly yes # need for multiple accounts

Host github-sub
  HostName github.com
  User git
  Port 22
  IdentityFile ~/.ssh/id_ed25519_sub
  TCPKeepAlive yes
  IdentitiesOnly yes # need for multiple accounts

4. PC側プロジェクト内で remote origin を書き換える。


git@github-main:your-main/Sample.git


❯ git remote -v
origin https://github.com/your-main/Sample.git (fetch)
origin https://github.com/your-main/Sample.git (push)

❯ git remote set-url origin git@github-main:your-main/Sample.git

❯ git remote -v
origin git@github-main:your-main/Sample.git (fetch)
origin git@github-main:your-main/Sample.git  (push)

❯ cat .git/config
[remote "origin"]
url = git@github-main:your-main/Sample.git
fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/origin/*

5. 接続を確認する。


❯ ssh -T git@github-main
Hi your-main! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

👉 [備忘] 複数Githubアカウントでssh接続設定(config)を使い分ける手順 #GitHub - Qiita

 

🧑🏻‍💻 まとめ

URL 記述部分は、ssh:// がついてるほうが意味が分かりやすい気がします。

その場合は ~/.ssh/config の port 22 の記述は不要のようですが、

現在 GitHub ではスキーマ部分消えています。

などとダラダラ書きましたが、以下読んでみるとよく分かります。

👉 Multiple GitHub Accounts & SSH Config - Stack Overflow
👉 Using multiple github accounts with ssh keys
👉 【Git】Obsidian を GitHub と連携する
👉 初心者向け Git コマンドと領域の移動をシーケンス図で書いてみた