Paging3 ライブラリ

👉 Paging 3 library overview  |  Android デベロッパー  |  Android Developers 

「ページングライブラリ」は、ローカルストレージやネットワーク経由のより大きなデータセットを読み込みページを表示する処理に使います。これを使うことで、ネットワーク帯域幅とシステムのリソースを効果的に使うことができます。Android app architecture にフィットするように設計されており、他の JetPack コンポーネントとも綺麗に統合することができます。

メリット

ページングライブラリには以下の機能があります。

- ページ分けされたデータのメモリーキャッシュ化。システムリソースを効果的に使います、
- 重複リクエストの排除。ネットワーク帯域とシステムリソースを効果的に使います。
- 設定可能な指導リクエスト付き RecyclerView Adapter。ロード済みデータとスクロールを考慮。
- Kotlin coroutine と Flow を最優先。LiveData や RxJava のように利用可能。
- リフレッシュやリトライを含んだエラーハンドリング。

👉 componentid:413106 status:open - Issue Tracker 

設定

build.gradle に以下のようにして dependencies に追加します。


dependencies {
  def paging_version = "3.0.0-alpha01"

  implementation "androidx.paging:paging-runtime:$paging_version"

  // alternatively - without Android dependencies for tests
  testImplementation "androidx.paging:paging-common:$paging_version"

  // optional - RxJava2 support
  implementation "androidx.paging:paging-rxjava2:$paging_version"

  // optional - Guava ListenableFuture support
  implementation "androidx.paging:paging-guava:$paging_version"
}

構成

Paging ライブラリは、推奨されている Android app architecture に直接統合できます。ライブラリコンポーネンツはアプリの中で3つのレイヤーを持っています。

- Repository レイヤー
- ViewModel レイヤー
- UI レイヤー

ここでは、Pagingライブラリコンポーネントがそれぞれのレイヤーでどのように組み合わせてく使われ、データ読み込みからページを表示するまでを説明します。

Repository レイヤー

Repository レイヤーで、主要な Pagingライブラリコンポーネントとなるのが PagingSource です。それぞれの PagingSource オブジェクトはデータソースとそれをどう走査するかを定義します。PagingSource オブジェクトは、ネットワークやローカルデータベースなど一つのソースからデータをロードします。

もうひとつは、RemoteMediator です。 これは、ネットワークデータソースとローカルデータキャッシュのようなレイヤー分けされたデータからのページングを管理します。

ViewModel レイヤー

Pager コンポーネントは、PagingSource や PagingConfig オブジェクトから PagingData インスタンスを作成するためのパブリックなAPIを提供します。

ViewModelレイヤーとUIを接続するコンポーネントは、PagingData です。PagingData オブジェクトは、ページ付けされたスナップショットのコンテナです。PagingSourceオブジェクトに問い合わせし、その結果を保持します。

UI レイヤー

UIレイヤーで主要ページングライブラリコンポーネントは、PagingDataAdapterです。RecyclerView のアダプターでページ付けされたデータを取り扱います。

代替として、 独自のカスタムアダプターを作るのに AsyncPagingDataDiffer コンポーネントを使うこともできます。

その他

ページングライブラリについてもっと学ぶために、以下のリソースも参照してください。

👉 Android Paging 
👉 architecture-components-samples/PagingSample at paging3 · android/architecture-components-samples 
👉 architecture-components-samples/PagingWithNetworkSample at paging3 · android/architecture-components-samples 


Detached HEAD を消したい【Android Studio】

以下3つを使います!!

[New Branch]
→ 新ブランチの作成

[Checkout]
→ カレントブランチの移動

[Merge into Current]
→ ブランチのマージ

👉 Android Studio GIT · Ethantron/DRSS_19_20_Season_Auto_Update Wiki 

 

手順

すべて、Android Studio 上のメニューの [VCS] - [Git] から行うことができます。

(または、右下の 「Git:master」から。)

1. テンポラリな新ブランチを作ってローカル [Commit] のみしておく。

2. 「detached HEAD」の起きたブランチを選択して [Checkout] する。

3. テンポラリな新ブランチを選択して [Merge into Current] する。

4. これまで通り、[Commit] や [Push] する。

どうですか。成功しましたね!!

詳細は以下の手順を参考にどうぞ。

1. [VCS] - [Git] - [Branches] - [+New Branch] で テンポラリな名前を入力する。

2. New branch に commit する。 push はしない。

3. [VCS] - [Git] - [Branches]

4. 「detached head」の起きたブランチを選択して checkout する。

5. [VCS] - [Git] - [Branches]

6. 新しく作成したブランチを選択して、merge into current

7. マージが成功したら、 push すると、「detached head」なしに成功する。

👉 git - Detached HEAD Issue in Android Studio - Stack Overflow 


android 電池の最適化 | Doze | スタンバイ | バッテリーセーバー

以前にも書きましたが、いろいろな節電処理が自動に行われているということで。

「電池の最適化」とは、バックグラウンド時にアプリを「スリープ」すること。

👉 ラジオや音楽アプリが勝手に終了する場合 

まずは、adb でカレントなステータスを確認したり、エミュレートしたりして自在に試してみることですよね。

以下の公式リファレンスベースに確認しながら関連の操作や語彙に馴染んでいきましょう。

👉 Doze とアプリ スタンバイ用に最適化する  |  Android デベロッパー  |  Android Developers 

 

Dozeモード

端末を使っていなければアプリのバックグラウンド処理を保留する

アイドルモード開始


$ adb shell dumpsys deviceidle force-idle

アイドルモード終了


$ adb shell dumpsys deviceidle unforce

デバイスを再度アクティブにする


$ adb shell dumpsys battery reset

 

スタンバイモード

アプリを操作していなければ、そのアプリのバックグランド処理を保留します。

スタンバイモードにする


$ adb shell dumpsys battery unplug
$ adb shell am set-inactive {PACKAGENAME} true

アプリ復帰する


$ adb shell am set-inactive {PACKAGENAME} false
$ adb shell am get-inactive {PACKAGENAME}

👉 電源に関する問題をテストする  |  Android デベロッパー  |  Android Developers 

 

アプリ スタンバイ バケット 

各アプリは、その使用パターンに基づいて 5 つの優先度バケットのいずれかに振り分けられます。システムは、各アプリが入っているバケットに基づいて、そのアプリで使用できるデバイス リソースを制限します。


$ adb shell dumpsys battery unplug


$ adb shell am set-standby-bucket {PACKAGENAME} active|working_set|frequent|rare


$ adb shell am set-standby-bucket {PACKAGENAME1} {BUCKET1} {PACKAGENAME2} {BUCKET2}...


$ adb shell am get-standby-bucket [PACKAGENAME]

👉 アプリ スタンバイ バケット  |  Android デベロッパー  |  Android Developers 

 

バックグラウンド制限


$ adb shell cmd appops set {PACKAGENAME} RUN_ANY_IN_BACKGROUND ignore


$ adb shell cmd appops set {PACKAGENAME} RUN_ANY_IN_BACKGROUND allow

 

バッテリーセーバー


$ adb shell dumpsys battery unplug
$ adb shell settings put global low_power 1
$ adb shell dumpsys battery reset

👉 電源管理に関する制限  |  Android デベロッパー  |  Android Developers 

バッテリー操作系


$ adb shell dumpsys battery


$ adb shell dumpsys battery -h

電源を抜く


$ adb shell dumpsys battery unplug 

30%にセット


$ adb shell dumpsys battery set level 30

電源を元に戻す


$ adb shell dumpsys battery reset

 

まとめ

端末や対象のアプリそれぞれのステータスを確認しながら進むと良いででしょう。


$ adb shell dumpsys deviceidle


$ adb shell dumpsys battery


$ adb shell settings list {system|secure|global}


$ adb shell am get-inactive {PACKAGENAME}


$ adb shell am get-standby-bucket [PACKAGENAME]


$ adb shell cmd appops get {PACKAGENAME}

カレントな状態が目で見てはっきり分かると、

自然に次にやるべきことはきちんと見つかります。

👉 電源に関する問題をテストする  |  Android デベロッパー  |  Android Developers