【WordPress】自分のブログで「無効なトラフィック」を発生させないための Adsense タグ記述

混乱してます。

方法はいろいろあると思いますが、

まずは、

管理者のアクセス時には広告を表示させない。

ということがシンプル。

 

📝 WordPress 組み込み関数によるタグ記述

以下を使うといい。


current_user_can( string $capability, mixed $args ): bool

👉 current_user_can() | Function | WordPress Developer Resources hatena-bookmark

管理者でログインしている状態を判別したい場合は、


current_user_can('administrator')

で、アクセスしている人を判別できます。

 

📝 WordPress テンプレートに埋め込む場合

自動広告の場合は以下のように埋め込みます。


<?php if (!current_user_can('administrator')): ?>
<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<script>
  (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
    google_ad_client: "ca-pub-XXXXXXXXXX",
    enable_page_level_ads: true
  });
</script>
<?php endif; ?>

自動広告ではない場合でも同じように、


<?php if (!current_user_can('administrator')): ?>
// Adsense コード
<?php endif; ?>

の形式で書けば管理者からのアクセス時には表示されません。

 

📝 WordPress ウィジェットに埋め込む場合

functions.php で定義しておきます。


// functions.php
function adsense_shortcode() {
	$code = '
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-XXXXXXXXXX" crossorigin="anonymous"></script>
<ins class="adsbygoogle"
     style="display:block"
     data-ad-client="ca-pub-XXXXXXXXXX"
     data-ad-slot="YYYYYYYYYY"
     data-ad-format="auto"></ins>
<script>
     (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>
';

  return current_user_can('administrator') ? '' : $code;
}
add_shortcode('adsense', 'adsense_shortcode');

ウィジェット側ではショートコード形式で呼び出します。


<div>[adsense]</div>

管理者でログインしていない場合は空文字を表示します。

 

📝 まとめ

管理者としてログインしていないブラウザでは有効ではありません。

逆にいえば、管理者としてログインしてなければ参照できます。

レイアウトなど確認したいときでも、最小限にしておくべきです。

クリックは当然禁物です。


【ImageMagick】グラデーションな色で塗りつぶした縁取り極太テキスト画像って使えるよな

こういうやつ。背景は透明。

コピペで貼り付けるだけでサムネとかSNS画像を作成できます。



 

🖌️ 作り方

ImageMagick で作ります。


brew install imagemagick

まず、透明背景画像を作成します。


magick -size 2000x200 xc:none \
output.png

透明な画像が生成されました。

グラデーションな色で塗りつぶした縁取り極太テキスト画像って使えるよな

続いてこれにテキストを書き込みます。

フォントは「LINE-Seed-JP_OTF-ExtraBold」、フォントの輪郭の線の色と太さは「white」、「10」とします。


magick -size 2000x200 xc:none \
-font LINE-Seed-JP_OTF-ExtraBold \
-pointsize 160 \
-fill none -stroke white -strokewidth 10 \
-annotate +10+160 "お手軽簡単!" \
output.png

グラデーションな色で塗りつぶした縁取り極太テキスト画像って使えるよな

グラデーションな色で塗りつぶした縁取り極太テキスト画像って使えるよな

👉 LINE Seed hatena-bookmark

さらに、この輪郭線の上に「black」で「2」の線を重ねます。


magick -size 2000x200 xc:none \
-font LINE-Seed-JP_OTF-ExtraBold \
-pointsize 160 \
-fill none -stroke white -strokewidth 10 \
-annotate +10+160 "お手軽簡単!" \
-fill none -stroke black -strokewidth 2 \
-annotate +10+160 "お手軽簡単!" \
output.png

グラデーションな色で塗りつぶした縁取り極太テキスト画像

グラデーションな色で塗りつぶした縁取り極太テキスト画像って使えるよな

さらに、この上に、グラデーションの色「red-orange」で塗りつぶされたテキストを重ねます。


magick -size 2000x200 xc:none \
-font LINE-Seed-JP_OTF-ExtraBold \
-pointsize 160 \
-fill none -stroke white -strokewidth 10 \
-annotate +10+160 "お手軽簡単!" \
-fill none -stroke black -strokewidth 2 \
-annotate +10+160 "お手軽簡単!" \
-tile "gradient:red-orange" \
-annotate +10+160 "お手軽簡単!" \
output.png

グラデーションな色で塗りつぶした縁取り極太テキスト画像

グラデーションな色で塗りつぶした縁取り極太テキスト画像って使えるよな

最後に、不要なまわりの透明部分を取り除きます。


magick -size 2000x200 xc:none \
-font LINE-Seed-JP_OTF-ExtraBold \
-pointsize 160 \
-fill none -stroke white -strokewidth 10 \
-annotate +10+160 "お手軽簡単!" \
-fill none -stroke black -strokewidth 2 \
-annotate +10+160 "お手軽簡単!" \
-tile "gradient:red-orange" \
-annotate +10+160 "お手軽簡単!" \
-trim \
output.png

グラデーションな色で塗りつぶした縁取り極太テキスト画像って使えるよな

 

🖌️ まとめ

変更になりそうなパラメータは引数にしておきます。

あと実行後は、プレビューで開いてすぐ確認できるようにしておきます。



お好みの各引数は選択肢として ショートカットにしておけばターミナルを使う必要もない。

それなりのデザイン的なアプリで作るのもいいですが、ササっと作りたい人はどうぞ。




【Mac】プレビューで画像をコピペして保存すると白黒(グレー)になる件 🎨

便利な macOS プレビューアプリですが、

絵を描いて保存した瞬間になぜか白黒になるものがある。

このように丸を描いて保存すると、

こうなってしまいます。

上に画像をコピペで貼り付けした場合もグレーになってしまいます。

エクスポートしても同じ。

画像の形式の話だろうけど、どうしたらいいのか。

👉 プレビューからコピーした画像が白黒にな… - Apple コミュニティ hatena-bookmark

👉 saving Preview annotations color - Apple Community hatena-bookmark

 

🎨 画像形式を確認する

元画像は w.png。

プレビューの [ツール] - [インスペクター] で。

「Gray」と表示されてるのが気になります。

コマンドラインでも見てみます。


❯ file w.png
w.png: PNG image data, 300 x 300, 1-bit grayscale, non-interlaced

❯ identify w.png
w.png PNG 300x300 300x300+0+0 8-bit Grayscale Gray 2c 346B 0.000u 0:00.024

❯ pngcheck w.png
OK: w.png (300x300, 1-bit grayscale, non-interlaced, 97.0%).

「grayscale (グレースケール)」とどれも表示されています。

👉 pngcheck - verifies the integrity of PNG, JNG and MNG files

 

🎨 ImageMagick でPNG形式を変換する

以下で変換できるようです。

You need to supply PNG24, PNG8 or PNG32 prefix if planning to use this canvas to layer colour images over. Without it, it creates a Grey colour space. I used 32, as I need "varying degrees of transparency for each pixel"

このキャンバスを使用してカラー画像を重ねる場合は、PNG24、PNG8、または PNG32 プレフィックスを指定する必要があります。これがないとグレーの色空間が作成されます。 私の場合は、各ピクセルの透明度を変える必要があるので 32 を使用しました。


convert w.png png32:w.png

👉 Create blank image in Imagemagick - Stack Overflow hatena-bookmark

上記コマンドを実行して変換後、確認してみます。


❯ file w.png
w.png: PNG image data, 300 x 300, 8-bit/color RGBA, non-interlaced

❯ identify w.png
w.png PNG 300x300 300x300+0+0 8-bit sRGB 1294B 0.000u 0:00.000

❯ pngcheck w.png
OK: w.png (300x300, 32-bit RGB+alpha, non-interlaced, 99.6%).

「graayscale」という文字は消えています。

再度、赤い丸を描いて保存するといけました!

 

🎨 まとめ

最初に開くファイルの形式が保存時に影響する。

ちなみに、ImageMagick が対応してるのは以下。


❯ identify -list format | grep PNG
      JNG* PNG       rw-   JPEG Network Graphics
      MNG* PNG       rw+   Multiple-image Network Graphics (libpng 1.6.39)
      PNG* PNG       rw-   Portable Network Graphics (libpng 1.6.39)
             See http://www.libpng.org/ for details about the PNG format.
    PNG00* PNG       rw-   PNG inheriting bit-depth, color-type from original, if possible
    PNG24* PNG       rw-   opaque or binary transparent 24-bit RGB
    PNG32* PNG       rw-   opaque or transparent 32-bit RGBA
    PNG48* PNG       rw-   opaque or binary transparent 48-bit RGB
    PNG64* PNG       rw-   opaque or transparent 64-bit RGBA
     PNG8* PNG       rw-   8-bit indexed with optional binary transparency

しかし、プレビューアプリだけで完結できないものか。

以下の記事がわかりやすく解説されていました。

👉 ImageMagick で PNG の形式を変換 - awm-Tech hatena-bookmark