【SwiftUI】UIImage / NSImage の Image への抽象化

どちらが好きですか、以下2つのコード。

 

■ 1つ目


import SwiftUI

public extension Image {
    #if canImport(AppKit)
    init(image: NSImage) {
        self = Image(nsImage: image)
    }
    #endif

    #if canImport(UIKit)
    init(image: UIImage) {
        self = Image(uiImage: image)
    }
    #endif
}

特徴:
- 拡張機能 (extension) を使って、Imageに新しいinitイニシャライザを追加しています。
- プラットフォームごとに異なる型 (NSImageやUIImage) を直接引数に取ります。
- プラットフォーム依存の条件付きで、NSImage(macOS)またはUIImage(iOS)を使用してImageを初期化しています。

メリット:
- 各プラットフォームに対応したイニシャライザが個別に用意されており、Imageの初期化が直感的です。

デメリット
- プラットフォームごとにinitメソッドが別々に定義されているため、共通の型を扱うのが難しい。

 

■ 2つ目


#if canImport(AppKit)
import AppKit
public typealias PlatformImage = NSImage
#elseif canImport(UIKit)
import UIKit
public typealias PlatformImage = UIImage
#endif

import SwiftUI

extension Image {
    init(platformImage: PlatformImage) {
        #if canImport(UIKit)
        self = Image(uiImage: platformImage)
        #elseif canImport(AppKit)
        self = Image(nsImage: platformImage)
        #endif
    }
}

特徴:
- PlatformImageという型エイリアスを使って、macOSのNSImageとiOSのUIImageを抽象化しています。
- platformImageという共通の引数型を持つイニシャライザを追加しています。これにより、プラットフォームごとにImageを初期化しますが、型エイリアスによって共通化されています。

メリット:
- 抽象化されているため、呼び出し側のコードがプラットフォームに依存しません。つまり、共通のコードでPlatformImage型を使えば、iOSでもmacOSでも同じコードで動作します。
- 可読性が高く、メンテナンスが容易です。プラットフォームごとにメソッドを分ける必要がなく、1つのメソッドで対応しています。

デメリット:
- プラットフォームごとに異なる処理を追加する際に、多少複雑になる可能性があります。

 

■ まとめ

AIによると、

結論:どちらが良いか?

2つ目のコードの方が一般的に推奨されます。理由は、コードの抽象化によって、呼び出し側がプラットフォームに依存しない形でImageを扱うことができるためです。メンテナンス性が高く、同じコードベースで複数のプラットフォームをサポートしやすくなります。

ただし、プラットフォームごとに異なる処理が必要なケースでは、1つ目のコードの方が直感的に分かりやすい場合もあるので、状況に応じて選択が変わることがあります。

ということです。

私的には、どっちも勉強になります、としか。



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